最近筋肉痛になったことありますか?
正直言って筋肉痛になるほど追い込むことも少ないのではないでしょうか?
それに年を取るほど筋肉痛になることも減りましたよね。
筋肉痛になるほど急激に運動することもほとんどありませんしね。
そうは言っても、僕らは筋トレをしていますから、運動習慣のない人に比べると筋肉痛になる機会は多いと言えます。
おそらく、筋トレ経験のない人からすれば、筋トレをしている人は毎回筋肉痛になっているんじゃないかと思っているんじゃないでしょうか。
筋肉を大きくするために、筋肉痛になるほどトレーニングをするのが普通だと思っている人のほうが多いと思うんですよ。
どうでしょう?
筋トレをやるたびに筋肉痛になっていますか?
おそらくそんなことは無いと思うんです。
毎回毎回筋肉痛になることはありませんよね。
しかし、そんなにたいした運動量でもないのに筋肉痛になることもあります。
滅多にやらないような動きが入っているときなんかですね。
ほとんどの人は、筋肉は筋肉痛が起こることで大きくなる、筋肉痛は筋繊維が切れて起こる痛み、その修復によって筋肉が大きくなるというメカニズムだと認識していると思うんです。
でも必ずしもそうでは無いんです。
筋トレをして筋肉痛を起こさなくても筋肉は大きくなりますからね。
というか、50代の僕らにとって筋肉痛で気になることは、いつの運動で起きた筋肉痛か分からなくなってきた、ということですね。
一日前ってことは絶対無くて、二日前、下手したら三日前の運動が原因だったりします。
そういう意味では、筋肉痛を喜ぶ人も多いかもしれません。
いろんな捉え方がある筋肉痛ですが、今回は改めて筋肉痛についてみていきましょう。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を
筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るための
きっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『筋肉痛について~筋肉痛と筋トレ~』
です。
筋肉痛について
筋肉痛は、運動後に起こる筋肉の痛みです。
運動の種類や強度によって、症状や現れるタイミングが異なります。
・種類
筋肉痛には、大きく分けて2種類あります。
遅発性筋肉痛(DOMS):運動後24~72時間後にピークを迎える筋肉痛です。
運動によって傷ついた筋肉の修復過程で炎症反応が生じ、ブラジキニンなどの痛み物質が生成されることで起こると考えられています。
即発性筋肉痛(急性筋肉痛):運動中や運動直後に起こる筋肉痛です。
筋肉に強い負荷がかかり、血流が悪くなることで、筋肉の代謝産物である乳酸などが蓄積され、痛みが生じると考えられています。
・症状
筋肉痛の主な症状は、以下の通りです。
・筋肉の圧痛
・こわばり
・違和感
・動かしにくさ
・原因
筋肉痛は、主に以下の原因によって起こります。
運動不足の人や久しぶり運動をした人:普段使っていない筋肉を使うと、筋肉繊維が微小な断裂を起こしやすくなります。
激しい運動:運動強度が強いほど、筋肉への負荷が大きくなり、筋肉痛が起こりやすくなります。
不慣れな運動:普段行わない運動をすると、普段使わない筋肉が使われるため、筋肉痛が起こりやすくなります。
・予防
筋肉痛を予防するには、以下の方法が有効です。
運動前に十分なウォーミングアップをする:ウォーミングアップをすることで、筋肉の血流が良くなり、筋肉痛を予防することができます。
運動後にクールダウンをする:クールダウンをすることで、筋肉の疲労物質を溜めにくくすることができます。
運動強度を徐々に上げる:いきなり激しい運動をするのではなく、徐々に運動強度を上げていくことで、筋肉痛を予防することができます。
ストレッチをする:ストレッチをすることで、筋肉の柔軟性を高め、筋肉痛を予防することができます。
・対処法
筋肉痛になってしまった場合は、以下の方法で対処することができます。
安静にする:無理に動かすと、症状が悪化する可能性があるので、安静にして休息をとることが大切です。
患部を冷やす:患部を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげることができます。
痛み止めを服用する:市販の痛み止めを服用することで、痛みを和らげることができます。
マッサージをする:マッサージをすることで、血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができます。
ストレッチをする:軽いストレッチをすることで、筋肉の柔軟性を高め、痛みの改善を促すことができます。
・その他
筋肉痛は、運動の適応反応の一つであり、筋肉の成長には必要なものです。
ただし、強い痛みがある場合は、無理せず医療機関を受診するようにしましょう。
まとめ
最後に一つお伝えさせてください。
実は筋肉は筋肉痛がなくても大きくなります。
筋肉を大きくしたいがために、筋肉痛になるまで無理するのは止めましょう。
ケガの原因にもなりますし、決して効果的なやり方とは言えません。
筋肉痛がなくても筋肉は大きくできますから、ケガなく安全な筋トレでいきましょう。
それでは、また。