筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

モチベーションって必要?

やらなきゃいけないのになかなか進まないことってよくありますよね。

ほんとにやらなきゃいけないって頭では分かっているのに体が動いてくれない、行動に移せないんですよね。

 

で、そんなときに出てくるのが「モチベーション上がらないから全然ダメ」みたいなセリフですよね。

まるで、自分が悪いんじゃないモチベーションが上がらないのがいけないんだ、みたいに使われています。

 

どう思います?

だいたいモチベーションっていつ頃から使われるようになったんですかね。

僕の記憶では少なくとも僕が学生の頃、40年くらい前ですかね、その頃は使われていなかったと思うんですよね。

 

ですから、その頃は「やれ!」と言われればやるしかなかったんです。選択肢はありませんでした、答えは一択です、「やる」しかないんです。

そんな時代だったと思います。

言い訳しようがないんです、「やらないのはやらないお前が悪い」って言われて終わりですよ。

 

まあ、僕は学生時代ラグビーをやっていたんです。いわゆる体育会系のラグビー部です。

今と違って気合いだ、根性だ、の時代です。先輩後輩の上下関係は絶対でしたから。

もうですね、理不尽のオンパレードです。どう考えたっておかしいのに先輩の言うことには「NO」と言えないんです。絶対にです。

今の時代から考えるとアホみたいな話なんですけどね。でも逆らえないんです、逆らったりしたら自分だけの話で済まないんですよ。全体責任で1年生全員の責任になっちゃうんです。

責任って何?って聞かれると困るんですけど・・・

あまり具体的に言えるようなことじゃないので伏せときます。

 

話を戻しましょう、そうモチベーションですね。
モチベーションって言葉を使うときって、自分にとってあまりよろしくないときじゃないですか?

さっきも言った通り、言い訳に使われることがほとんどですね。

じゃあですね、逆にモチベーションが上がれば何だってできるんでしょうか?

 

そもそもモチベーション、モチベーションっていうけど、モチベーションって何?

答えられます?

即答できる人は少ないと思います。

 

モチベーションを言い訳にすることなく行動に移せるようになるために、ここでモチベーションについて学ぶのもありだと思います。

それも中途半端にではなく科学的見地から学ぶ方が、よりモチベーションについて理解が深まることは間違いないでしょう。

 

今回は、脳科学と心理学的視点からモチベーションについて学んでいきましょう。

 

 

1. 科学視点からモチベーション

基本定義

科学におけるモチベーションは、特定目標行動に対する行動エネルギー意欲生み出すメカニズム」定義ます。

 

脳科学の基本定義は一般的なモチベーションの認識と合致していると言えますね。

 

神経回路・部位

  • 報酬系(ドーパミン神経系)
    モチベーション中核なすが、ドーパミン神経系(報酬系)です。
    具体野(VTA)→核(NAcc)→前頭前野中心する回路です。

    • 野(VTA): ドーパミン分泌する中枢。

    • 核(NAcc): 報酬予測・期待感・「やる気」関与。

    • 前頭前野: 目標設定計画、意志決定司る。

    • セロトニン、アドレナリン
      気分覚醒調整し、持続行動情動安定関わる。

 

かなり専門的で難しいですけども、ドーパミンと関係が深いと言うのは納得ですね。

 

ドーパミンと「期待」「予測」

  • 報酬予測誤差
    ドーパミンは「期待てい報酬た/なか時」多く分泌ます。
    これにより、「もう一度ってみたい」「もっと…」という動機生まれます。

  • 目標達成進歩快感
    小さな達成進歩でもドーパミン分泌れるため、段階ゴール設定フィードバックモチベーション維持有効です。

ドーパミンの分泌がモチベーションに有効に働くというのは納得ですね。

 


次に心理学的視点からみていきましょう。

脳科学的視点も非常に興味深かったので、心理学的視点からのモチベーションも興味津々ですね。

2. 心理学的視点からモチベーション

定義

心理においてモチベーションは、目標指向行動駆り立てる内的プロセス」定義ます。

 

なんだか分かったような分からないような定義ですね。

 

理論・分類

1. 動因低減理論(Drive Reduction Theory)

  • 空腹渇きなど生理欲求動機となり、行動促す(ホメオスタシス維持)。

2. 報酬(強化)理論

  • 報酬(褒美)によって行動強化または抑制れる。

  • オペラント条件スキナー)

3. 自己決定理論(Self-Determination Theory, SDT)

  • モチベーション動機付け自分たい・楽しい)動機付け報酬・評価・など)ある。

  • 動機持続く、創造性幸福寄与する。

  • SDTは「自律性・有能感・関係性」という3心理欲求れること高いモチベーション発揮れるする。

4. 期待価値理論(Expectancy-Value Theory)

  • できそう(期待)」×「価値ある(価値)」モチベーション決まる。

ここにきてやっと理解できる表現が出てきました(笑)

心理学は難解ですが、この期待価値理論は分かりやすいですね。

 

5. 目標設定理論

  • 具体チャレンジング目標設定モチベーション高める。

  • フィードバック進捗確認重要。


3. 科学心理統合理解

  • 心理報酬(達成感・承認・楽しさ)報酬活性させる

  • 逆に「ストレス・失敗・無力感」扁桃帯状皮質働き、ドーパミン抑制動機低下つながる。

  • やりがい」や「意味け」ある行動前頭前野活性せ、自己調整力・持続高まる。


4. まとめ

  • モチベーション報酬系(主にドーパミン回路)心理欲求期待相互作用生まれる。

  • 動機付け高めるは「達成感・意味け・自律性」重要。

  • 科学小さな達成進歩自覚できる環境作ることが、やる気維持・向上繋がります。

脳科学的にも心理学的にもかなり難しく定義されてる感じです。

僕だけがそう感じているだけで、普通なのかもしれませんけど・・・

 

こういった知識を知ることも大事だと思いますね。

ただ僕はあらためてやっぱりとにかく行動することが大事だと思いました。

まずは少しでもいいからとりあえずやるだけやってみようで、行動してみる。

これが一番いいと思います。

 

行動すること、やり始めることで初めてモチベーションが上がるということです。

更に言えば、モチベーションのことなんて考えずに動くことですね。

 

 

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それではまた。