筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

マインドマッスルコネクションとは?




マインドマッスルコネクションとは?

 

 

マインドマッスルコネクションって聞いたことあります?
筋トレをやっている人でも、そんなに聞く機会は多くないんじゃないでしょうか。

 

マインドマッスルコネクションとは?


トレーニングをする際、「重いウェイトを持ち上げること」だけに意識を集中していませんか? 

筋肉を効果的に鍛えるには、ただ動きを繰り返すだけでなく、どの筋肉を動かしているのか、どんな感覚があるのかを意識することが重要です。
この意識のことを「マインドマッスルコネクション(Mind-Muscle Connection)」、略して「MMC」と呼びます。


マインドマッスルコネクションとは、トレーニング中に脳と筋肉のつながりを強く意識することで、ターゲットとする筋肉をより効率的に刺激し、効果的な筋肥大や筋力向上を目指す技術です。
トレーニング初心者でも意識を少し変えるだけで、トレーニング効果を飛躍的に高めることができます。


そうなんです、マインドマッスルコネクションとは、僕がよく言ってるどこの筋肉のトレーニングなのかを意識することなんです。

意識することで筋肉をより効率的に刺激することができるという訳です。
意識するだけで効率的にできるわけですから、やらない手は無いですよね。

意識することにトレーニング初心者もベテランもそんなに差はないと思いますから。
ま、慣れは必要だとは思いますけどね。


マインドマッスルコネクションのメリット



マインドマッスルコネクションを活用することで得られる主なメリットを見てみましょう。

1.ターゲット筋肉への負荷を最適化

ウェイトトレーニングでは、特定の筋肉を鍛えるための種目を選びますが、動作中に別の筋肉が「代償動作」として働いてしまうことがあります。
MMCを意識することで、目的の筋肉に正確に負荷をかけることができます。

2.筋肥大を促進

研究によれば、筋肉を意識的に収縮させることで、筋肥大に必要な筋繊維の活性化が向上します。
つまり、トレーニング量を増やさずとも筋肉をより効率的に成長させることが可能です。

3.ケガのリスクを軽減

ターゲット筋肉をしっかり意識できると、フォームが安定し、不適切な動きによるケガを防ぎやすくなります。
また、適切な負荷がかかるため、関節や腱に無理な力が加わることも減ります。

4.トレーニングの質を向上

筋肉の動きを意識すると、トレーニングの集中力が高まり、無意識に動作を繰り返す「惰性トレーニング」を防ぐことができます。


マインドマッスルコネクションを鍛える方法



では、具体的にどうすればマインドマッスルコネクションを鍛えることができるのでしょうか? 以下に初心者でも簡単に取り組める方法を紹介します。

1.軽い重量で正しいフォームを習得する

初心者にとって最も重要なのは、動作の基本を覚えることです。
重すぎるウェイトを使うと、フォームが崩れやすく、ターゲット筋肉以外に負荷が分散してしまいます。軽い重量でフォームを徹底的に練習しましょう。

具体例:ベンチプレスの場合

軽いバーベルやダンベルを使用して、胸筋が伸び縮みしている感覚を確認する。
上げる際に「胸を押し出す」意識を持つ。

2.鏡で動きを確認する

鏡を使ってフォームを確認すると、ターゲット筋肉の動きを視覚的に捉えることができます。動作中に筋肉が適切に収縮しているかを確認しましょう。

ポイント

鏡を見ながら、動作中に筋肉が収縮している部分を目で追う。
他の部位に余計な力が入っていないかチェックする。

3.動作をゆっくり行う

筋肉への意識を高めるには、動作のスピードを意図的に遅くすることが効果的です。
これにより、筋肉の収縮や伸展をしっかり感じることができます。

具体例:スクワットの場合

ゆっくりと腰を落としていく(3秒以上)。
最下点で2秒止める。
ゆっくりと立ち上がる。
このように「スロートレーニング」を取り入れると、筋肉への意識が高まります。

4.軽いウォームアップで筋肉を事前に刺激する

トレーニングの前に軽いウェイトや自重でターゲット筋肉を温めておくと、本番のトレーニング中に筋肉を意識しやすくなります。

具体例:アクティベーションエクササイズ

背中を鍛える際、ラットプルダウンや懸垂の前にバンドプルアパートを行い、広背筋を活性化する。
腕を鍛える際、軽いダンベルでのカールで上腕二頭筋を刺激する。

5.呼吸を意識する

呼吸と筋肉の動きを連動させることで、筋肉の動きがさらに明確になります。
力を入れる際に息を吐き、戻す際に息を吸うようにしましょう。

具体例:腕立て伏せの場合

体を下ろすときに息を吸う。
体を押し上げるときに息を吐く。
呼吸のタイミングを意識するだけでも、筋肉の収縮を感じやすくなります。

6.ターゲット筋肉に触れてみる

動作中、トレーニングパートナーや自分の手で筋肉を触れることで、収縮している部位を確認できます。
触覚を利用すると、筋肉の動きをより意識しやすくなります。


マインドマッスルコネクションを取り入れたトレーニング例



初心者向けに、MMCを意識した簡単なトレーニングプランを紹介します。

 

1.胸(大胸筋)を鍛える:ダンベルフライ

セット数:3セット
回数:12〜15回
ポイント:動作中に胸筋が伸び縮みしている感覚を意識する。
肘を完全に伸ばさず、胸の収縮に集中する。

 

2.背中(広背筋)を鍛える:シーテッドロー

セット数:3セット
回数:10〜12回
ポイント:引くときに肩甲骨を寄せる意識を持ち、背中全体をしっかり収縮させる。

 

3.脚(大腿四頭筋)を鍛える:レッグエクステンション

セット数:3セット
回数:15回
ポイント:動作中に太もも前面の筋肉が収縮する感覚を意識。
スピードを落として行うと効果的。

 

注意点

焦らないこと
MMCは練習が必要です。
一度に完璧にできなくても、繰り返し練習することで徐々に感覚が掴めます。

オーバートレーニングに注意

筋肉への意識を高めるあまり、トレーニング量が過剰にならないように注意しましょう。

休息を忘れない

筋肉の成長には休息が必要です。
十分な睡眠と栄養補給を心がけましょう。


まとめ



マインドマッスルコネクションは、トレーニングの質を向上させ、筋肥大を効率よく促進する重要なスキルです。
初心者でも軽い重量を使い、動作をゆっくり行うことで、筋肉への意識を高めることができます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、継続することで筋肉の動きや感覚をつかめるようになり、トレーニングの効果が実感できるはずです。

今日からトレーニングにMMCを取り入れて、より効率的なボディメイクを目指しましょう!


最後までお読みいただきどうもありがとうございます。

それでは、また。

スポンサーリンク