何か新しいことを初めて続けることは本当に難しいものです。
このブログでも再三取り上げているテーマなんですが、いやーホント難しいですね。
万人に共通する答えがあればいいんですが、無いんですよね。
ま、まったく同じ考え方、同じ性格の人がいるわけはありませんから、一人一人違って当然なんですけどね。
Aさんにはドンピシャ当てはまるものでも、Bさんにはまったく当てはまらない、なんてのはよくある話です。
ですから、このブログではいろんな方法、アプローチの仕方を紹介していきたいと思っています。
僕自身もそういった中から、今以上に効果があるものを見つけていきたいと考えています。
人間というものは、一人一人違うとはいえ、根本的な部分では共通するところが多いのも事実です。
人間ってはるか昔から本能的な部分はそんなに変わっていないそうですから。
ですから、そういった本能的な部分、脳の構造、などからアプローチしていく方法をご紹介していきますね。
ということで、今回は「損失回避性」について解説していこうと思います。
筋トレを継続するために、損失回避性を活用する方法について解説していきます。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『50代男性の筋トレ継続を後押し!損失回避性を活用した戦略』
です。
損失回避性について
損失回避性とは、人間が何かを得るよりも、何かを失うことをより恐れる心理的な傾向のことです。
つまり、同じ金額でも、お金を得る喜びよりも、お金を失う悲しみの方が大きく感じられるという現象です。
損失回避性が生まれる理由
損失の痛みの方が大きい: これは、私たちの脳が損失に対してより敏感に反応するためです。
確実性を求める: 不確実な利益よりも、確実な損失を避ける傾向があります。
現状維持バイアス: 今ある状態を維持したいという心理が働きます。
50代になっても健康で若々しい体を維持したいと願う男性は多いでしょう。
筋トレは、体力の維持向上だけでなく、生活習慣病予防や精神的な安定にもつながる素晴らしい手段です。
しかし、継続することは容易ではありません。
そこで、今回は損失回避性という心理を利用して、筋トレを習慣化するための戦略を詳しく解説します。
なぜ損失回避性を筋トレに活かすのか?
損失回避性は、私たちの行動に大きな影響を与えます。
「このまま何もせずに健康を損なうかもしれない」という損失への恐怖は、行動変容を促す強力な動機となります。
損失回避性を活用した筋トレ継続戦略
1.目標設定と可視化
具体的な目標設定: 「体重を5kg減らす」「腹筋を割る」など、達成可能な具体的な目標を設定しましょう。
目標の可視化: カレンダーに目標を書き込んだり、体重の変化をグラフにしたりして、視覚的に見えるようにします。
進捗状況の記録: トレーニング記録をノートやアプリに記録することで、達成感を得るとともに、停滞している部分を見つけやすくなります。
2.金銭的な投資
パーソナルトレーナーへの依頼: 専門家から指導を受けることで、より効果的なトレーニングを行い、目標達成へのモチベーションを維持できます。
高価なトレーニング器具の購入: 一度購入すれば、自宅でいつでもトレーニングできます。
ジムの会員費: 月額制のジムに入会することで、継続的な運動を促すことができます。
3.社会的なコミットメント
トレーニング仲間を見つける: 仲間と励まし合いながらトレーニングすることで、モチベーションを維持できます。
SNSで公開: SNSでトレーニングの様子や目標を公開することで、周囲からの応援を受けやすくなります。
トレーニンググループに参加: グループで目標を共有し、定期的に進捗状況を報告することで、継続性を高めることができます。
4.健康診断や人間ドックの結果を活かす
健康診断の結果を具体的に把握: 現在の健康状態を数値で把握することで、健康悪化のリスクを認識し、行動変容を促します。
目標達成後の健康診断: 目標達成後の健康診断で、改善された数値を見ることで、モチベーションを高めることができます。
5.健康に関する情報を積極的に収集する
健康雑誌や書籍を読む: 健康に関する知識を深めることで、健康維持の重要性を再認識し、モチベーションを維持できます。
健康に関するセミナーに参加: 専門家から直接アドバイスを受けることで、モチベーションを高め、より効果的なトレーニング方法を学ぶことができます。
6.リスクを明確にする
健康悪化のリスク: 高血圧、糖尿病、心疾患など、健康を害すリスクを具体的にイメージすることで、行動変容を促します。
経済的な損失: 医療費の増加や、病気による収入減などの経済的な損失を意識することで、行動変容を促します。
具体的な例
ジムの会員費: 高額なジムに入会し、「せっかくお金を払ったのだから、行かないと損だ」という心理を利用して、継続性を高める。
パーソナルトレーナー: パーソナルトレーナーに高額な料金を支払っているため、「せっかくお願いしているのだから、サボれない」という心理が働く。
健康診断の結果: 高コレステロール値など、具体的な数値を示すことで、「このままでは健康を害してしまう」という危機感をあおり、行動変容を促す。
まとめ
損失回避性は、筋トレを継続するための強力な武器となります。
上記の戦略を参考に、ご自身の状況に合わせて、損失回避性を最大限に活用した筋トレ計画を立ててみてください。
重要なのは、無理のない範囲で継続することです。
焦らず、少しずつでも良いので、目標に向かって努力を続けていきましょう。
その他、以下のような点も考慮すると良いでしょう。
小さな成功体験を積み重ねる: 最初から大きな目標を設定するのではなく、小さな目標を達成し、達成感を味わうことで、モチベーションを維持する。
多様なエクササイズを取り入れる: 同じメニューばかりでは飽きてしまうため、様々な種類のエクササイズを取り入れることで、新鮮さを保つ。
休息日も大切にする: 休息日には体を休ませ、リフレッシュすることで、より効果的なトレーニングを行うことができる。
50代からの筋トレは、決して遅くありません。
損失回避性を活用して、健康で充実した日々を送りましょう。
どうもありがとうございました!
それでは、また。
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