「孤独な時間が本当のあなたを作る:一人時間を成長に変える思考法」

第1章:はじめに

学生の頃っていつも友だちと一緒にいたような気がしません?
今振り返ってみると家にいるとき以外は、ほぼ友だちと一緒だったような気がします。
もしかしたら、友達と一緒にいるときが楽しかったから記憶に定着しているだけかもしれませんが・・
中学生くらいまでは特にそんな気がしますね。
高校生の頃は、僕は部活やってたのでやっぱり友だちと一緒にいる記憶が強く残っています。
ただ、これは部活の記憶であって友だちと遊んでいるというのとはちょっと違うかもしれませんが。
で、大学生。
大学は僕は体育会系のラグビー部で、しかも全寮制でしたから、常に誰かと一緒という環境でした。
もう強制的に誰かと一緒という環境です。
今となっては笑い話になりましたが、当時は嫌になることのほうが多かったんですよね。
そして、社会人です。
会社勤めのサラリーマンですから、やっぱりつきあいみたいなものも多かったですね。
上司、先輩とのつきあい、ある意味初めての経験でしたから、最初はつきあいました。
でもですね、大学の寮生活の反動なのか、とにかく一人でいる時間が欲しかったんです。
この頃からですかね、一人でいたいという思いが強くなってきたのは。
でも周りは違いましたね。
同じ部署の先輩後輩と常につるんでいる奴の方が多かったですね。
僕は正直言って「そんなに誰かと一緒にいるのが楽しいの?」「気を使わないの?」って思ったりしました。
まあこうは言っていますが、一応僕も社会人なんで当時はそこそこはつきあいに参加してましたけどね。
でも年々「つきあい」がおっくうになってきて、いかにつきあいに参加しないようにするか考えるようになってきました。
こんな僕ですから、「一人の時間」それこそ「孤独な時間」が好きなんです。
こんなことを言うと、「変わってるね」とか「遠慮すんなよ」なんて言われたりもしましたが、僕からすると「なんて的外れな」って感じでしたね。
でも分からないでもなんですよね。
って言うのは、世の中の風潮は「孤独=ネガティブ」じゃないですか?
だから、そのイメージが刷り込まれている人が多いんじゃないですかね。
でも、若いときはつるむ相手もいっぱいいたと思いますけど、年を重ねるごとに回数が減ってきてるはずなんですよ。
若くて独身の頃だったら元気もあるし、自由な時間もあるし、自由に使えるお金もありましたからね。
ところが、結婚して、子どもも生まれ、家を買い、という人生の大きな節目を迎えるたびに自分の居場所がどんどん家族との場所になっていったはずなんですよ。
さらに、会社でも異動になったり、転勤になったり、あるいは転職したりしたら、以前ほど頻繁に飲みに行ったり、遊びに行く回数も減ったと思うんです。
さらに、年齢的にも50代に入ってくると家庭では子どもが手を離れる年齢になってくるでしょうし、奥さんとラブラブでデートなんてまず無いでしょう。
会社でも周りも同じような環境ですが、そんなに飲みに行ったり、遊びに行くことも少なくなってきます。
大体そんな感じでしょうね。
で、ここからが本題です。(前置きが長すぎた感じもしますが・・)
となると、どうなるか?
1人の時間が増えるということです。孤独な時間が増えるということです。
世間的には「一人でいるのが苦手」「孤独が怖い」と感じている人は多いようです。
確かにそうだと思います。
僕の周りも多いですから。
しかし、しかしですね。
「1人の時間」、「孤独」これは決してネガティブなものではないんです。
逆に50代の僕らにこそ必要なものだと言えるんです。
「それはなぜか?」
知りたい方はぜひ最後まで読んでくださいね。
第2章:人といるとき、僕らは無意識に"スイッチ"を押している

そもそも、あなたは「誰かといるとき」と「一人のとき」まったく同じ自分だと思いますか?
「俺はいつだって誰といたっていつも同じだよ」
もしかしたら、あなたはこんなふうに答えるかもしれません。
でもそれは、あなた自身気づいていないだけかもしれません。
人間は弱い動物ですから、外敵から身を守るため、生き残るために集団でいることを選択しました。
1人でいると身の安全を確保できないからですね。
そうやって集団生活をして生き残った人間の子孫が僕たちです。
僕たちの遺伝子には、集団生活に対応できるタイプの遺伝子が多く残っているはずです。
「集団生活なんか冗談じゃねえ!俺は独りで生きるんだ!」
というようなタイプだと生存確率はかなり低かったはずです。
ですから、僕たちの多くは集団生活に対応できる遺伝子を持っているということですね。
ですから、その遺伝子が他者といてもストレスを感じないスイッチを押してくれていると言えるのではないでしょうか?
ストレスを感じていることを感じさせないスイッチをその遺伝子が押している、そう言えるんじゃないでしょうか。
僕たちは、どんなに気心の知れた相手でも、無意識にスイッチが入ると理解するのが正しいと思うんです。
そのスイッチは意識的、無意識的の両方で作動しているのでしょう。
しかしですね、これは決して悪いことでは無いんです。
そりゃそうですよね、僕らが社会の中で生きるために人間関係を「取り繕う」のは自然なことですから。
ただし、ただしですね、その分だけ「自分への100%の集中」は失われるんです。
第3章:だから成長は、孤独な時間にしか生まれない

おそらくあなたも経験があると思います。
小学生や中学生の頃、友だちと一緒に勉強したことありますよね。
(あまりにも遠い昔のことなので記憶も定かじゃないかもしれませんが(笑))
どうでしょうか?可能な限り思い出してほしいんですが、そのとき勉強はかどりました?
友だちのことが気になって集中できなかったんじゃないですか?それか友だちとの話に夢中になって結局勉強どころじゃなくなったんじゃないですか?
これは子どもだからという訳でもないんです。
おそらく僕らくらいの年代の大人でも似たような結果になると思います。
というのは、結局集中できるのは1人のときなんです。
勉強、読書、筋トレ、1人でやることで初めて本当に身につくものばかりだと思いませんか?
そうなんです、やっぱり「集中」できるのは1人の時間なんですね。
ただ、勉強、読書、筋トレなんて並べると「なんだか難しそうな、厳しそうなことばかりだから嫌だなあ・・」なって思う人もいるかもしれません。
大丈夫ですよ。
1人の時間は何かをやらなきゃいけない時間ってわけではありません。
別にいいんですよ。
「ぼーっとする時間」でもいいんです。
ぼーっとするのも1人じゃなきゃできませんからね。
ぼーっとしていると普段考えられないことが浮かぶこともありますから。
あと、これは僕の体験談なんですけど。
1人じゃなくても集中できることもあるんです。
ジムに行って筋トレするじゃないですか?
周りに人もいます。
そんな環境でも集中して、集中して、自分の世界に入れば、1人でいるときと同じ感覚でできるんです。
まあこのときは、まだラグビーを引退してすぐの頃でしたからね。
まだ多少は研ぎ澄まされたものが残っていたんでしょうかね。
まずは、集中するには1人の時間、孤独な時間を作ることです。
第4章:50代・60代こそ、孤独は最強の武器になる

若い頃は孤独が苦手な人が多いもんです。
ところが、50代を過ぎると自然と一人時間が増えてくるわけですよ。
嫌でも一人時間に慣れてくるのが50代なんです。
しかし、せっかく一人時間が増えて、慣れてくるのに、「50歳も過ぎて今さら成長なんて」という考えの人が多いんです。
ほんと、もったいないですから、そんな考えは今すぐ捨てるべきです。
あのソクラテスでさえこう言ってるんですよ。
「私は、自分が何も知らないということを知っている」
「無知の知」と呼ばれる哲学の概念ですね。
人間は何歳だろうが、どんなに凄い肩書きを持っていようが、まだまだ学ぶことはいくらでもあるんです。
僕らはいくらでも成長できるってことです。
せっかく1人の時間があるんですから、その時間を「集中する時間=学びの時間、成長する時間」にしていきましょう。
第5章:まとめ

これから増えるであろう1人(孤独)の時間は本来有意義な時間なんです。
この時間こそが僕らを成長させてくれます。
孤独は決してネガティブじゃないってことです。
僕らはまだまだ成長できます。
成長することで世界が広がり、毎日がより楽しくなります。
僕らはこれからもまだまだやることがたくさんあるんです。
楽しみじゃないですか。
それでは、また!