筋トレを続けていると、自分がやったことがない新しいメニューを試したくなります。
たとえば、腕立て伏せであれば手を着く位置をほんの少し広めにとったり、上げ下げのスピードをほんの少しゆっくりめにやるとかです。
他人から見たら、今までのメニューとどこが違うの?と思われるくらいの些細な差です。
でもですねえ、トレーニーとってはこの些細な差がとても気になるんです。
なぜ気になるかですが、それは少しでも筋肉に効くトレーニングをしたいからなんですね。
同じ腕立て伏せ10回でも、少しでも大胸筋に効かせたいじゃないですか。人間は欲の塊ですから、もっとっもっと、というふうに追求したくなるんですよ。
特に自宅での自重トレ派の場合、やれるメニューが限られていますから、よけいにこだわりたくなるんですね。ですからしょっちゅう「ここをこうしたらもっと効くんじゃないか」って考えています。
自分の頭で考えてもいいアイデアが出ないときは、インターネットやYouTubeでいいのが無いか探しますね。
常にインプットしていると言っても過言ではないでしょう。
で、インプットしたらアウトプットです。それを繰り返しながら自分にとってのベストを探しているんですね。
永遠に続くかと思うくらいです。でもそれが楽しいんですよね。
筋トレのインプットとアウトプット、あなたも筋トレを始めたらこの気持ちが分かると思いますよ。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「筋トレ インプットとアウトプット」です。
インプットとアウトプットと聞くと、筋トレとはイメージが真逆の勉強とか読書とかそっち系の印象を持つんじゃないでしょうか。
何かパソコンのスキルを習得するためだったり、資格を取るためだったりで、知識をインプットしてそれをアウトプットすることで自分のものにしていく。そんなイメージですよね。
でもですね、そういった知識系のことだけじゃなくて、筋トレでも同じようなことをやっているんです。
同じなんですよ、新しいスキルを習得する、ということは筋トレで言えば、今までやったことがないトレーニング方法をやってみるということです。
その新しいトレーニング方法を取り入れて、日々のトレーニングメニューの一つにする。これはもう新しいスキルを習得したことと同義ですね。
であれば、インプットを繰り返すことによってクオリティがどんどん高くなるわけですから、筋トレのインプットを続けること筋トレの質を上げ、より効果的に筋肉に効かせられるようになるわけです。
これは絶対やった方がいいですね。
では一つずつ見ていきましょう。
インプット
なぜインプットしようと思うのか。これはもう人間の性としか言いようがないですね。もっともっとという欲ですから。今よりもっと良くなりたい、上のレベルにいきたい、そういう欲です。
また、僕らは日常生活においても常に情報に囲まれています。スマホからはいろんな情報が収集できます。いつでもどこでもです。
大手企業からの情報、学校、専門家からのより専門的な情報、さらに今は個人からの情報もかなりの数発信されています。
僕らはこのものすごい量の情報の中から、いつでも自分が興味がある情報をゲットできるわけです。
自分にとって有益なのかどうか分からなくても、今はほぼ無料で情報が溢れかえっていますから、いつでもお試しできるんですね。
いい時代ですよね。タダでいくらでも試し放題なんですから。インプットしようと思えばいくらでもできるんです。
余談ですが、人間というものは情報が多過ぎると選択できなくなるそうなんです。
たとえば、歯みがき粉を買いに行ったとします。売り場に5、6種類しかなければ、値段や効能、どこのメーカーなのか、などを見て、自分の気に入ったものを選びます。
ところが、歯磨き粉売り場に50種類の歯磨き粉が並んでいたとします。そうすると、もう人は選べなくなるそうなんです。50種類全部を比較検討することができなくなるんです。で、結局テレビのCMで見て覚えていたものを選んだりするそうです。効能とか気にせずに。
人間の脳はそういうふうに出来ているんですって。
じゃあどうやって僕らはインプットする情報を選んでいるかというと、常日頃気になっていること、願望、改善したいことが頭のどこかに残っていて、そのフィルターを通して情報を取捨選択しているようです。
インプットしたい情報をちゃんと選んでいるということなんですね。ということは、言い方を変えるとインプットした情報というのは僕らにとって必要な情報だったということなんです。
ですから、気になる情報があったらとりあえずインプットしておく。そして、そのインプットした情報の中から本当に自分に必要だと思えるものだけ残す。
これでいいんじゃないでしょうか。というかこれが正解です。
アウトプット
インプットしたらアウトプットですね。
なぜ、アウトプットしたくなると思います?
これ、僕は好奇心だと思うんです。
アウトプットは好奇心。
インプットした情報というのは、新しいものですよね、未知のものだから興味を持ってインプットしたということです。
新しいものに対して、人は興味を持つじゃないですか。興味を持って、やってみたい、経験してみたいと思うじゃないですか。
それこそ、好奇心ですよね。
で、やってみて、これは自分にとって有益だと思えるものだけ残していくんです。
自分にとって有益じゃないものは残さないですからね。
有益なものだけ残すから、人はレベルアップするんです。
でも、やってみないと分からない。
いくらいいものだと思っていたとしても、やってみたら自分にはなんか合わないってことは往々にしてありますからね。
ですから、アウトプットは絶対に必要なんです。
必ずインプットとアウトプットはセットでなければならないんですね。
実践
実践っていってもアウトプットとほぼ同じなんですけど、ここからは筋トレに限ったアウトプットについてお話しします。
インプットした情報をアウトプットしてみる必要がある訳ですが、冒頭でお話ししたように非常に些細な違いのものだったりします。
そんな些細なことだからこそ、実際にやってみて肌間隔でその違いを確かめなくてはいけません。
ここは想像だけでは絶対に判断できない部分です。
自分の体で試してみて、自分の体に聞いてみることが大事です。
そういうことの積み重ねが、自分の理想により近づけるわけですね。
なにより、やってみる、試してみるっていうのは楽しいですから。僕も「これやってみよう。試してみよう。」って思った時は、ワクワクしますから。
この「ワクワクする」っていうのがまた大事なんです。ワクワクがあれば当然楽しくなる。楽しければ継続できる。
つまり、筋トレにとって一番大切な継続することに繋がるわけです。
まとめ
何事においても「インプット」と「アウトプット」は非常に大事なことです。
インプットするってことは、あなたのアンテナに引っかかったってことです。あなたのアンテナが、あなたに必要なことをキャッチしたってことです。
ボーっとしてたら、アンテナに引っかかりません。あなたがそのことに興味を持ってるからこそ、アンテナが立って、そのアンテナがキャッチしたわけです。
インプットするってことは、そういうことです。
そして、ワクワクしながらアウトプットする。
これはもうプラスのスパイラルですね。このスパイラルをどんどん上に上がっていくことで、あなたのレベルも上がっていくわけです。
そりゃあ、ワクワクするし楽しいはずです。
堅苦しく考えずに、自分の感性を信じて気楽にインプットとアウトプットをしていきましょう。
確実に今よりもっと楽しくなりますよ。
それでは、また。