筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

筋トレが続かない…を解決!アイデンティティシフト法で自然に習慣化する方法

 

 

「筋トレが続かない…を解決!アイデンティティシフト法で自然に習慣化する方法」

 

 

 

なぜ筋トレは続かないのか?

 

いきなりですが、筋トレを継続できる人ってほんのわずかなんですね。

ほとんどの人が続かないんです。

 

なぜ続かないのか?

 

決して根性ややる気、努力が足りないからではありません。

そういった意志の力が原因では無いんです。

 

今回はなぜ続かないのか?

どうしたら続けられるようになるのかを深掘り、解説していきたいと思います。

 

かなり革新的なというか、目新しい話になっていると思います。

 

さらに、ターゲットを絞って話をさせて頂きます。

50代男性が筋トレを続けられるようになるためという限定にします。

 

かなり興味深い話になっていると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

 

50代男性が筋トレを始めても挫折する典型的パターン

 

 

挫折するパターンはいくつもあります。

忙しくてできない、やる気が出ない、あたりが最も多い理由じゃないでしょうか。

 

筋トレに限らずあらゆることに当てはまりますよね。

何か始めるときって、「よし!今度こそ俺はやるぞ!今までの自分とはおさらばだ!」みたいに気合い入りまくりで始めるんですよね。

 

確かにこのテンションが一生続くんならいいですよ。

それだけやる気に満ち溢れていたら挫折なんかしないでしょう。

 

ところがですね、人間はそういう風にできていないんですよ。

ずーっと、テンションマックスって無理なんです。

 

ですから、始めるときにテンションマックスになっちゃうほど続かないもんです。

 

もう一つは、何をやったか、やり方がよくなかったんじゃないかと、原因を行動ににフォーカスしちゃうことです。

 

実はですね、原因は「行動」ではなく「アイデンティティ」にあるんです。

 

「アイデンティティって聞いたことあるけど・・・具体的に教えてよ!」

って人も多いと思いますので、詳しく解説しましょう。

 

 

アイデンティティとは?

 

 

「自分は何者か」という自己認識・自己定義のことです。

 

つまり、
・「自分はどんな人間だと思っているか」
・「どんな価値観や信念を持っているか」
・「自分にとって何が大事か」
といった、自分像の中心部分を指します。

 

わかりやすい例

たとえば

・「自分は家族を守る人だ」

・「自分は挑戦する人だ」

・「自分は健康を大事にする人だ」

・「自分は筋トレする人だ」

 

これらはすべて「アイデンティティ(自己認識)」です。
そしてこの「自分は〜な人だ」という認識が、
無意識のうちに行動・習慣・選択を決めています。

 

アイデンティティが行動をつくる

 

たとえば「自分は筋トレする人だ」と思っていれば、
・少し疲れていても体を動かしたくなる
・食事も自然と健康を意識する
・夜更かしを控える
といった行動が“自然に”出てきます。

 

逆に「自分は運動が苦手な人だ」と思っていれば、
どんなにやる気を出しても、どこかでブレーキがかかります。

 

つまり、
行動は「意志」よりも「アイデンティティ」によって左右されるのです。

 

心理学的な背景

 

心理学者エリク・エリクソンは、
「アイデンティティとは、自己の一貫性と継続性の感覚である」と定義しています。


要するに、「昨日の自分」と「今日の自分」がつながっているという感覚。
この“自己の一貫性”を保とうとするのが人間の心理です。

だからこそ、
「自分はこういう人だ」と決めると、その通りに行動したくなるのです。

 

筋トレにおけるアイデンティティの力

 

50代から筋トレを習慣化したいなら、
「やるか・やらないか」を考えるよりも、
「自分は筋トレをする人だ」というアイデンティティを持つ方が効果的。

 

筋トレが“努力”ではなく“自分らしさ”に変わった瞬間、
それはもう「習慣」ではなく「生き方」になります。

 

 

アイデンティティシフト法とは?

 

 

・「自分のアイデンティティを変えることで行動が自然に変わる心理法則」

・目標思考(◯kg痩せたい、筋肉を増やしたい)との違いを図解で説明

・例:「痩せたい人」ではなく「健康的な人」と名乗ることで行動が変わる

 

 

筋トレ習慣づけにアイデンティティシフトを応用する方法

 

 

ステップ1:理想のアイデンティティを決める
(例:「自分は筋トレを楽しむ人」「自分は体を大事にする人」)

 

ステップ2:その人ならどんな行動をとるか考える
(例:仕事帰りにジムに寄る/朝の5分で腕立てをする)

 

ステップ3:小さな行動を始める
(例:寝る前にスクワット5回、歯磨きの後に腕立て1回)

 

ステップ4:日々の確認で自己認識を強化する
(例:「今日も筋トレする自分でいられた」と記録)

 

 

💪 筋トレとアイデンティティシフト法

📊 アイデンティティシフト効果の比較

アプローチ方法 6ヶ月後の継続率 自己効力感スコア 目標達成率
アイデンティティベース(「筋トレをする人」になる) 78% 8.5/10 72%
目標ベース(「痩せたい」「筋肉をつけたい」) 42% 6.2/10 45%
意志力ベース(「頑張る」だけ) 19% 4.8/10 23%

📈 アイデンティティシフトの段階

第1段階:実験期(0-2週間)

25%

まだ「やってみている」段階

第2段階:習慣形成期(2-8週間)

50%

「定期的にやっている人」と認識

第3段階:統合期(8-16週間)

75%

「筋トレする人」がアイデンティティの一部に

第4段階:確立期(16週間以降)

100%

「それが自分である」という強固な認識

🎯 実践的なアイデンティティシフト戦略

戦略 具体的な行動 効果レベル
小さな勝利の積み重ね 週2回から始める、5分でもOK
言語の変化 「筋トレしたい」→「私は筋トレする人だ」
環境の最適化 ウェアを準備、ジムグッズを見える場所に
コミュニティ参加 筋トレ仲間と交流、SNSで発信
ロールモデルの設定 理想の「筋トレする人」像を明確化

📉 継続率の時系列変化

🔄 アイデンティティ強度と行動の関係

 

実践例(50代男性のケース)

 

 

【ケース1】健康診断で注意 → 「自分は健康を守る人」として朝の散歩+スクワット

 

【ケース2】仕事で疲れて運動不足 → 「自分は仕事も体も大事にする人」として帰宅後ストレッチ+腕立て

 

【ケース3】家族のために元気でいたい → 「自分は家族を守るために鍛える人」として週2回の筋トレ

 

 

アイデンティティシフトを成功させるコツ

 

 

・いきなり大きく変えようとしない(小さな行動から始める)

・「やらなきゃ」ではなく「自分はそういう人」と声に出す

・記録・振り返りで自己イメージを強化する

・仲間やコーチに共有して「そういう人」と認めてもらう

 

 

まとめ

 

 

・筋トレを習慣化できないのは意志の弱さではなく「アイデンティティの設定」が原因

 

・「自分は筋トレをする人だ」と思い込むことで自然に行動が変わる

 

・今日から「小さなアイデンティティのシフト」から始めよう

 

 

かなり詳しく解説できたと思いますがいかがでしょうか。

 

僕も筋トレを始めてからこれまで何度か挫折、フェードアウトしそうになったことがあります。

 

なんとかそんな危機を乗り越えて今も継続できているわけなんですけど、よくよく考えてみるとこのアイデンティティシフトを使えてたからじゃないかと思います。

 

というのも、僕はこのブログとポッドキャストで発信しているんですけど、それが良かったんですね。

自分はただの筋トレをしているオッサンじゃない、情報発信しているプロだという意識を持つようにしたんです。

 

これもアイデンティティシフトですよね。

 

僕の経験上、このアイデンティティシフトはかなり効果があると言えます。

 

 

ということで、ぜひあなたにも試してほしいです。

今までとは意識が大きく変わることを実感できますよ。

 

 

それではまた。