「ストレスの9割は人間関係だった──合わない人と無理に付き合わなくていい理由」

- 第1章:はじめに――「健康」と聞いて、心のことを考えていたか?
- 第2章:精神の健康を蝕む「じわじわストレス」の正体
- 第3章:「人を変えよう」とするのは、よくやりがちな失敗だった
- 第4章:精神の健康を守る「距離の取り方」――切るところは切る
- 第5章:まとめ――精神の健康は、意識した人だけが守れる
第1章:はじめに――「健康」と聞いて、心のことを考えていたか?
「健康意識の高まり」
というワードを耳にする機会が多いと思いませんか?
「健康意識の高まりから○○食品の人気が高まっている」
「ジムの契約者数が急増しているのは健康意識の高まりによるところが大きい」
など、昨今の健康市場の拡大に関連するニュースでよく言われていますよね。
確かに朝早い時間帯に出勤する時など、ランニングする人を見かけることが多くなった気がします。
以前は散歩している高齢の方を見かけるくらいでしたが、最近はそれこそ老若男女問わず走っていたり歩いていますよね。
僕の周りだけでもそういう傾向にあるということは、全国的にもそうなんでしょう。
健康に気を遣う人が増えているというのは実感します。
今の令和の時代は、タバコは完全に悪ですし、お酒を飲む機会も昭和、平成に比べたら間違いなく減っているでしょうしね。
昭和のサラリーマンなんて不健康自慢していましたからね。
健康診断の結果が出ると「俺の方が血糖値が高い」とか「でも血圧は俺の方が高い」なんて悪い方が勝ちみたいな言い方でしたからね。
僕は当時から「何を言ってるんだこの人たちは?訳わからん。」って思っていましたから、そういう会話には参加しないようにしていました。
話を戻しますが、確かに現代は健康意識が高まっているのは間違いないことでしょう。
そのターゲットは肉体であり、病気(血糖値・血圧・生活習慣病)を防ぐための健康、または自分の力で体を動かし続けると言う意味での健康(運動、筋トレ、ランニング)を目的としています。
健康といえば肉体の健康というのが世間一般の感覚と言えるでしょう。
しかし、健康というものは肉体だけではないですよね?
精神・心の健康もあるわけです。
どうでしょう?精神・心の健康について普段から意識していますか?
第2章:精神の健康を蝕む「じわじわストレス」の正体

確かに、肉体的に健康であることは精神・心にも良い影響を与えることは分かっています。
ただし残念ながら、それだけでは精神・心に悪影響をもたらすストレスの根本的な解消にはつながりません。
やはり、しっかりとストレスに対して向き合う必要があるんです。
そもそも、多くの人がストレスに対して、それほど意識していない、対策を取らないのは「あるのが普通」と思っているからではないでしょうか。
「ストレスはあるのが普通。これはもうしょうがない」
そう思っているんじゃないですかね。
もう一つは、日々の生活の中で大きなストレスを感じることが意外と少ないのかもしれません。
ドカンと大きなショックを受けるほどのストレスはそれほど多くはない。
しかし、見落としなのが小さなストレスです。
小さなストレスが日々積み重なることで、実は精神の健康が脅かされるというメカニズムです。
小さいから問題視せずにスルーしている。
スルーしているつもりでも、それが積み重なることで大きな問題となって噴出する。
噴出したときには大事になっていて、手遅れになるケースもあるようです。
「じゃあ、小さなストレスってなに?」
はい、その答えはズバリ「人間関係・対人関係」です。
第3章:「人を変えよう」とするのは、よくやりがちな失敗だった

「人間関係」というと、僕含め多くの方が職場、会社での人間関係です。
友だち同士の関係ではない人間同士の集まりです。
そりゃあ、考え方が違う人間同士が同じ空間にいる以上、摩擦はゼロにならないですよね。
その「摩擦」がストレスとなるわけですよ。
見過ごせるほどの些細なことであっても、それが日々積み重なることでいつの間にかストレスとして重くのしかかってくるんです。
特に職場の人間関係ですから、上下関係にあることが多いわけです。
上に対してのストレスも、その関係から逃げられないと言う意味ではしんどいものがありますが、意外とその逆もしんどいもんです。
特に50代ともなると上の立場に立つ人がほとんどでしょうから、理解してもらえると思います。
上司と言う立場で、部下に対して「よかれ」と思って取った言動、相手を「正そう」とする行動が徒労に終わることって多いですよね。
良かれと思って、相手を「変えよう」とする行動です。
しかし、これが難しい、というか無理ですよね。
人は根本的には変わりませんから。
もちろん、自分自身にも言えることですが・・・
僕も同じような立場から同じような失敗をしたことがあります。
よくやりがちな失敗ですよね。
よかれと思って、相手を正そう(変えよう)として、かえって摩擦が大きくなってしまった、という失敗です。
「人は根本的には変わらない」ということは頭では理解しているんですけどね。
それは、自分自身にも同じことが言えますから、なおさらね・・
しかし、ここでクヨクヨしても始まらないんですよ。
相容れないものは相容れない、という現実を受け入れていくしかないんです。
何と言うか、「相手が間違っている」ではなく「構造的にそうなっている」という冷静な視点を持つことが大事なんでしょうね。
第4章:精神の健康を守る「距離の取り方」――切るところは切る

僕が思うに、結局人間関係って距離感なんじゃないでしょうか。
必要以上に関わらないというスタンスです。
もちろん、仕事で関わらなきゃいけない部分は関わりますよ。
組織として、チームとして良い方向に進むようにすることが大事ですからね。
こう言うとちょっと冷たいと思われるかもしれませんけど、僕はそう思いますね。
必要以上に深く踏み込まないことが大事だと思います。
これはお互いのためでもありますから、人間関係がこじれて、ストレスで潰れてしまっては元も子もないわけです。
会社的にもそんなこと望んでいませんし、個人的にもそうなりたくないじゃないですか?
当然相手側もそうです。
ここで間違っちゃいけないのが、決して陰湿な方向にいかないことです。
たとえば、物理的に接触を必要最小限にする、距離を取るということを、無視するような態度で表現するのは違うということです。
ここは絶対に間違って解釈、行動しちゃいけません。
しょせん、人間と人間ですから、合わないものは合わないんですよ。
無理な付き合いはストレスの元、無駄遣いなんです。
理想論、綺麗ごとではなく、現実的に対応することが大事です。
第5章:まとめ――精神の健康は、意識した人だけが守れる
健康と一口に言っても、肉体の健康だけではありません。
精神、心の健康も見過ごせません。
自分でケアする意識を持つことが重要なんです。
肉体の健康は意識する機会も多いですし、今現在自分がどんな状態か把握する機会も多いもんです。
まだ肉体の健康は分かりやすいと言える訳です。
なかなか気づきにくいのが、精神の健康ですね、これは普段から意識することがホントに重要です。
日々の人間関係についても整理するということを意識することが大切です。
少しだけ距離を変えて見るだけでも、だいぶストレスの感じ方が変わると思いますよ。
肉体も精神も健康でいるということは、自分を守るということです。
決して疎かにしていい問題ではありません。
自分でしっかりと責任が取れる行動をすることでしか守るすべはないということです。
意外と本には気づいていないということもありますから、一度自分自身でチェックすることをおすすめします。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは、また!