前回「習慣」についてお話ししました。概論的な話で終わってしまいましたので、今回は具体的な話をしたいと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「筋トレを習慣化する②」です。
まず、「習慣化」が持つ特徴を見ていきましょう。
習慣化の特徴
①その行動をするのが当たり前に感じる。
その行動をしない方が気持ち悪いと違和感を覚える。
②意志の力が必要ない。無意識のうちに行っている。
③がんばらずにずっと継続できる。むしろやめようと思ってもやめられない。
習慣化できると、自分がやりたいことを継続できるようになるんですね。
習慣化さえできるようになれば、人生が変わりますね、確実に。
次に習慣化のメリットについて見ていきましょう。
習慣化のメリット
①やりたいことを楽に実行できるようになる。
本来なら、「やりたいこと」ともう一つ「やるべきこと」も入るんですが、僕はこれには賛成できないので省きました。
「やるべきこと」を習慣化すべきではない、というのが僕の意見です。習慣化しなければならない「やるべきこと」は「やりたいこと」になっていなければならないという考えだからです。
やりたくない「やるべきこと」は習慣化しないほうがいいと思うんです。「べき」には意志の力が働くようなきがするからです。
いずれにしても、「やりたいこと」を楽に実行できるようになるのは間違いないですね。
②人生や心身にとって良い行動習慣を継続しやすくなる。
これはもうそのままです。良い習慣は良い人生、幸せな人生を作ります。
一方、悪い習慣は悪い人生を作ります。しかも、習慣化されてしまうと、下手をすると一生その習慣が人生に影響を与えます。まさに悪影響ですね。
習慣化するときに注意すべきは、良い習慣なのか悪い習慣なのかはしっかりと判断すべきでしょう。
③習慣化に自己肯定感を高める効果が期待できるようになる。
自分がやりたいことを習慣化して、継続していくこと、これは一つの「成功体験」です。
成功体験には自己肯定感、自信を高める効果があります。
習慣化した行動により成功体験を積み重ねることで、プラスのスパイラルが生まれるわけです。
ここまで習慣化の特徴、メリットを見てきたわけですが、じゃあ具体的にどうやればいいのかを見ていきましょう。
その前に、習慣化するのに「どのくらいの期間が必要なのか」ということが気になるところですよね。
様々な研究によると、最低でも3週間程度、最長で9か月程度かかるという結果が出ています。
もちろん、習慣化する行動によっても全然違うでしょう。簡単なものと難易度の高いものでは当然習慣化する期間は変わってきます。
ですから、たまたま見かけた「習慣化まで3週間」というのを信じて、それ以上の期間を過ぎても習慣化できないと諦めてはダメです。
その行動によって、習慣化までの期間は変わる。長くて9か月かかるということを頭に入れておきましょう。
さあ、それではいよいよ習慣化の具体的な方法を見ていきましょう。
習慣化を成功させるポイント
習慣化を成功させるポイントですが、けっこう世に出回っているんですけども、ここでは僕が思う筋トレを習慣化するためのポイントを紹介しますね。
・ハードルは低すぎるくらいがいい
僕らは何か新しいことを始めるとき、ついハードルを上げがちです。そのときは、高揚感もあって「よーし、やるぞー!」と意気込んでハードルをめっちゃ上げちゃうんですね。
たとえば、腕立て伏せを全くやっていない人が「明日から腕立て伏せ毎日100回やるぞー!」なんて、できると思います?
できるわけないですよね。仮に初日はやる気だけでなんとかできたとしても100%続かないですね。
だったら、1日5回のほうが全然いいです。
そのほうが、習慣化する期間、継続できますからね。
その間に絶対に作業興奮で、5回じゃすまなくなっているはずですし。10回、30回、もしかしたら100回いってるかもしれません。
とにかく最初は、ベイビーステップ、ハードルを低くしましょう。
・終わった後は本気でガッツポーズ
その日の筋トレが終わったら、本気でガッツポーズしましょう。ガッツポーズして大声で「ヨッシャー!」と声を張り上げましょう。
これ、ふざけて言ってるわけじゃないですからね。本気も本気で言ってますから。
たとえば、その日の筋トレメニューをちょっと軽めに済ませたとするじゃないですか。
そうすると、「ああ、俺はほんとはもっとがんばれたはずなのに、楽な方に逃げてしまった・・・」とか「ああ、俺はなんて堕落した人間なんだ・・・」なんて本気で思う人がけっこういますからね。
まじめなのはいいことですよ、もちろん。
ただですね、まじめ過ぎるのはよくないこともあるんです。
「ああ・・・」なんて言ってるのは、ほとんどため息ですからね。ため息なんて「百害あって一利なし」ですから。
そうして、「自分はなんてダメな奴なんだ、どうせ俺なんか・・・」と必要以上に自分を責めてしまってフェードアウトしていくんです。
それよりも、やったことに着目するんです。「やったぞ、俺は。今日もやったぞ!」と本気で思うんです。
たとえ、腕立て伏せ1回しかやっていなくてもです。
大事なことです。そうすることで、また次回もやろうと思えるんです。
「おれはダメだー」と思った記憶はなかなか消えません。
でも、腕立て伏せ1回しかやっていない記憶はすぐ消えます。「やったぞ!」だけが残るんです。
これ、僕実際やっていますが、かなり効果あります。
ポイントはこの2つです。
「たった2つ?」と思わないでくださいね。
ポイントなんてたくさんあればいいってもんじゃありません。
この2つに絞ってやってみてください。効果を実感できますから。
まとめ
2日連続となってしまった「習慣化」ですが、「習慣化」はほんとに大事です。
ほんとに人生を左右します。
あなたが決断したことは、きっとあなたにとって必要なことのはずです。それを途中で止めてしまうのはもったいなさすぎます。
つまらない理由で止めないように、とにかく習慣化しましょう。人生変わりますよ。
それでは、また。