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~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

夏は前腕が見られていますよ 前腕の筋トレ


5月に入りジャケットを着てると暑く感じる日も多くなってきました。外を歩いていると汗ばむくらいです。ジャケットを脱いで手に抱えて歩くことになるんですけど、そのうち長袖シャツでも暑く感じるようになってきます。



そこまでくるとどうするか?長袖シャツの袖をまくるしかないですよね。まだ、肘までがっつりまくるほどではないので、手首と肘の間くらいまでまくることが多いんですね。


このくらいのまくり方だと手首くらいしか見えないからまだいいんですよ。問題は肘までまくったときですね。前腕が丸見えになります。丸見えになるってことは視線を感じるようになるということです。


サラリーマンをしていると他人に筋肉を見せる機会はほとんどありません。冬なんてジャケットを着て、真冬になるとコートまで着ますから筋肉どころか体の線すら見られることはないんですよね。それが春から夏にかけて薄着になるわけです、僕らトレーニーにとっては「俺たちの季節」みたいな感じですよね。



ところがですね、いくら暑い夏が来たとしても、タンクトップ姿で人前に出ることはないわけです。仕事中の話ですよ。休みの日ならいくらでも好きな恰好ができるんで、ご自由にどうぞって感じなんですけど。仕事中はそうはいかないんですよね。どんなに暑くてもシャツ姿までです。それ以上薄着になることはありえません。



ということは、せっかく鍛えている大胸筋も、上腕三頭筋も、上腕二頭筋も、さらに腹筋も見せる機会は無いんです。まあ、薄着ですからシャツの上からでも筋肉の盛り上がりは分かるんですけどね。


ただ、ここで言いたいのが、筋肉の醍醐味はシルエットだけじゃないんですよ。筋肉の外側のラインだけでデカいって判断されるのも嫌ではないんです。嫌ではないんですが、生で見ないと分からない要素っていっぱいあるんですね。たとえば、筋肉と筋肉の重なりで凹凸があるんです、そういう筋肉のメリハリも見せたいんです。あとは血管ですね、血管が浮き出てより筋肉の盛り上がりを強調しているんです。これも見せられない。



で、結局見せられるのが「前腕」だけしかないわけです。もう、ここしか男らしさをアピールできるパーツはないんです。しょうがないですよね。だったら「前腕」でがんばりましょう、ということです。






こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー

よういちろう

です。



このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。



あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。




ということで、今回のテーマは
『夏は前腕が見られていますよ 前腕の筋トレ』
です。

 

 


意外と見られているのが「前腕」です、ということが分かった以上、前腕をがんばって鍛えるしかないわけです。


ところが、筋トレやエクササイズで前腕をメインにやることは少ないですよね。胸、上腕三頭筋なら腕立て伏せ、腹筋ならシットアップっていうふうに代表的なメニューがあります。誰でも知ってるメジャーなメニューです。


それでは、前腕のメジャーなメニューってすぐに言えます?なかなか出てこないと思うんです。正直言って僕もすぐには出てこないですね。



そんな前腕なんですが、サラリーマンの僕らが人前に生でさらす唯一の部位となるわけです。






たくましい腕は「前腕」




でも思い返してみれば、「腕っぷしが強い」って聞いたときに頭に浮かぶのは、太い前腕じゃないでしょうか?


ポパイも腕の太い部分は前腕部分ですからね。ポパイなんて上腕三頭筋、上腕二頭筋は細いですからね、オリーブと変わらないくらいです。前腕だけが人並以上に太いんです。それで腕っぷしが強いイメージになるんです。


そういう歴史からも、僕らは太い前腕に「たくましい」というイメージを持ってしまうわけですね。


ところが、さきほどもお話しした通り、前腕を鍛えるトレーニングってなかなか思いつかないんです。それくらいマイナーなトレーニングと言えるでしょう。実際、前腕のトレーニングは器具を使ったトレーニングが主なんですね。これは前腕のトレーニングはプル系のトレーニングになるからです。


ハッキリ言って、プル系のトレーニングって自重トレーニングでは難しいんです。
自重トレーニングは主にプッシュ系トレーニングなんです。ですから本当は前腕を鍛えるには器具を使った方が簡単なんです。メニューもいくつかあります。






前腕を鍛える筋トレメニュー




前腕を鍛える筋トレメニューですが、まずは自重トレから見ていきましょう。




フィンガープッシュアップ

 




フィンガープッシュアップとは、いわゆる「指立て伏せ」のことです。
一般的な腕立て伏せでは手のひらを着きますが、フィンガープッシュアップ、指立て伏せでは五本の指で支えるわけです。その状態で腕立て伏せをやるわけです。これが指に力を入れないと体を支えきれないので、指に力を入れるために前腕の筋肉を使うんです、それで前腕が鍛えられるということです。



ところがですねえ、このフィンガープッシュアップがレベル高いんです、難しいんです。
僕もやったことがあるんですが、かなり上級者向けと言わざるを得ません、そのくらい難しいですね。


五本の指で支えるのはかなり大変でした。5回くらいはできるんですけど、そこから先は指をケガしちゃうんじゃないかって心配になってできませんでした。指がポキッていきそうな気がしちゃうんですね。


ですから、僕としては筋トレ初心者にはおすすめしません。ある程度の経験者だとしても、やっぱりおすすめはしないです。かなり危険な感じがしてしまうんです。

じゃあ、自重トレでは他に何があるかというとですね。


これは自重トレではあるんですが、器具を使います。その器具は「プッシュアップバー」です。
プッシュアップバーは握り手があって、そこを握った状態で腕立て伏せを行うんです。ですから、一般の腕立て伏せでは使わない「握力」を必要とするわけなんです。


これが前腕に効くというわけですね。


僕も普段腕立て伏せはプッシュアップバーを使ってやっています。
プッシュアップバーを使うようになってから、前腕に効くようになりました。個人的な感覚という部分はあるとは思いますが、効いている感じは間違いなくあります。




で、プッシュアップバーには2タイプあるんです。


よく見るタイプのものがコチラです。





もう一つがコチラです。これは回転するタイプです。こちらのほうが前腕に効く感じがします。





家トレ、自重トレであれば、このプッシュアップバーを使った腕立て伏せで十分だと思います。
十分効果的だと思います。



一応、器具(バーベル、ダンベル)を使ったメニューも紹介しますね。


バーベルの場合は、

「リストカール」


椅子に座った状態で、手のひらが上を向く状態でバーベルを握り、太ももに乗せる。手首を十分に伸ばし、手首を曲げる、を繰り返します。

この逆パターンが、

「リバースリストカール」


リストカールの手のひらの向きが逆になるパターンです。手の甲が上を向く状態ですね。



ダンベルを使ったメニューは

「レバレッジバーエクササイズ」


ダンベル両端どちらかの重りの部分を持って、肘を曲げずに手首の力でもう一方の重りを持ち上げる。(ここで使用するのは重り部分も一体化しているダンベルです)






まとめ




正直言って家トレ、自重トレで前腕を鍛えるのは難しいです。

でもですね、これだけは言えます。
さきほど紹介したプッシュアップバーを使った腕立て伏せで、十分人前にさらせる前腕にできますよ、ということです。


普段からトレーニングしている僕らにとって難しい部位である前腕です。トレーニングしていない人にとっては全くと言っていいほど鍛えていない部位であると言えます。
ということは、それだけ差がつきやすいわけです。


今から前腕のトレーニングを始めて、たくましい前腕をつくりましょう。
あなたが思うよりずっと、あなたの前腕はたくましくなっているはずです。人はほとんど相対的にものを見ますから、あなたの前腕は他の誰よりもたくましく見えるはずです。






それでは、また。