GWも終わってしまいました、また通常モードの生活に戻らなければなりません。
GW中に美味しいものをいっぱい食べ過ぎたり、好きなだけゴロゴロしたせいで、お腹周りが気になっていませんか?
お腹周りのエクササイズは数多くありますが、その中でもトップクラスに簡単お手軽なエクササイズを紹介したいと思います。
本当はちゃんと時間を取ってエクササイズをするのが一番なんですが、忙しくてそんなに時間が取れないという人向けの超簡単エクササイズになります。時間がない中でもなんとかしたい、隙間時間でできるエクササイズがあれば知りたい、できるだけ楽ちんなほうがいい、そんなあなたにうってつけのエクササイズです。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは
『超簡単エクササイズ「ドローイン」 ぽっこりお腹を引っ込める』
です。
「ドローイン」って聞いたことあります?
「なんとなく聞いたことがあるような気がするけど、「ドローイン」じゃなくて、「ドローイング」じゃなかった?」って人もいるんじゃないでしょうか。
はい、そうなんです。けっこううやむやで、どちらの呼び方が正しいのか分からなくなりがちです。この際はっきりさせましょう。
「ドローイング」?「ドローイン」?
おなかを引っ込めることを「ドローイング」と言っている人もいれば「ドローイン」と言っている人もいます。どちらが正解かはこの後説明しますが、どちらにせよ意味は「おなかを引っ込める」という意味になります。
「ドローイング=drawing」は一般的にはデッサンを指す言葉です。一方で、「ドローイン=draw-in」は「引っ込める」という句動詞になります。
日本語に訳すと「draw-in」のほうが正解だと思います。ただネット上ではドローイング、ドローイン両方見かけます。ドローイングのほうが日本語的には言いやすい気もしますけど、ここではドローインに統一したいと思います。もし、ドローイングのほうがメジャーになったらそのときは変えちゃうかもしれません。和製英語的な使われ方になる可能性もありますから。
ドローインとは?
ドローインに統一したところで、改めてドローインとはなに?という説明をしたいと思います。
説明と言うほどのこともないほどなんですが、「お腹をへこませる、引っ込める」というエクササイズです。ひとつだけ注意点を上げるとしたら、「呼吸を止めない」これだけです。
つまり、「お腹をへこませたまま呼吸をする」あるいは「呼吸を止めずにお腹を引っ込める」ですね。同じ意味なんですけど。
どうです?簡単すぎて拍子抜けしちゃったんじゃないですか?
そうなんです、ドローインは超簡単なんです。なんにも特別な技術はいりません。運動が苦手だという人も安心して取り組めます。
もうちょっと詳しく説明すると、ドローインはインナーマッスルを鍛えるエクササイズになります。いわゆる腹筋運動(シットアップなど)は、アウターマッスルを鍛えるエクササイズになります。憧れのシックスパックは「腹直筋」鍛えることでできるものになります。
ただですね、ぽっこりお腹を引っ込めたいなら、アウターマッスルだけじゃ不十分とも言われていて、インナーマッスルも鍛える必要があるんです。インナーマッスルを鍛えるのに、このドローインが適しているわけです。
ドローインのメリット
ドローインのメリットはいくつか挙げられますが、なんと言ってもとにかく簡単、これが一番のメリットだと言えます。具体的に挙げるとすると、以下の3つが挙げられます。
①いつでもどこでもできる
お腹をへこませたまま呼吸をするだけなので、いつでもどこでもできるんです。これはかなりのメリットと言えますね。トレーニングの時間を確保するのが難しい、っていう人にはうってつけのエクササイズですね。
②どんな体勢でもできる
ドローインは立ったままでも、座っていても、寝た状態でもできます。電車に乗っているときに立ったままでもできます。また、仕事中、デスクワークのときにも座ったままできちゃいます。家でごろっと横になっているときでもちょっとの時間できちゃいます。
③誰でもできる
運動、エクササイズが苦手だという人も一定数いると思います。そういう人たちは苦手意識からこの手の運動とかエクササイズを敬遠しがちです。運動以外の方法を探そうとしがちです。でも、ドローインなら運動が苦手な人でも簡単に取り組めますので安心ですよ。
ドローインの効果
ドローインの効果はいくつかありますが、その中でも代表的な効果を3つ紹介します。
①ぽっこりお腹を引っ込める
さきほどもちょっと説明しましたが、ドローインはインナーマッスルを鍛えるので、ぽっこりお腹の解消に効果があります。シットアップなどの腹筋運動では成果が出なかった人はぜひドローインを試してみてください。
②姿勢が良くなる
実際にやってみると分かるのですが、お腹を引っ込めると姿勢が良くなります。背筋がピンと伸びる感じがします。お腹をへこます筋肉が背筋も伸ばしてくれるわけです。
③ボディラインが引き締まる
姿勢が良くなるということは、身体全体のバランスもよくなります。つまり、ボディラインも整って引き締まってくるわけです。
ドローインのやり方
ドローインはさきほども説明した通り、立ったままでも、座ったままでも、寝たままでもできるエクササイズです。いつでもどこでもできるという利点を最大限生かす意味でも、あまり細かい部分にまでこだわらなくていいと思います。
実際にやってみることが大事ですから、最低限のポイントだけ押さえておきましょう。
①お腹のへこまし方
注意点としては、息を吐きながら引っ込めることです。息を大きく吸いながら肺、胸をふくらますときにお腹をへこますやり方ではありません。あくまでも息は吐くんです。
一つアドバイスですが、息を吐く時に、口を口笛を吹く時の形にして吐くと、よりお腹がへこむ感じがします。僕はこのやり方でやっていますが、口をすぼめたほうがへこむ感じがよくわかります。
②時間
時間は1回10秒から30秒くらい。最初は10秒くらいから始めた方がいいと思います。
慣れてきたら、回数を増やす感じですね。
③フォーム(姿勢)
フォームというと難しいものをイメージしてしまうかもしれませんが、簡単ですから大丈夫ですよ。手の位置についてだけです。最初のうちは手をお腹にあてて、どのくらいお腹が引っ込んでるのかを手で感じながらやるのがいいと思います。
まとめ
ここまでドローインについてお話ししてきました。いつでもどこでも誰でもできる素晴らしいエクササイズだということは十分ご理解いただけたかと思います。
今すぐにでも実践できると思いますので、早速チャレンジしてきてくださいね。
で、このドローインにはもう一つ大きなメリットがあるんです。最後にこのメリットについてもお話ししますね。
その大きなメリットというのが、「自分との約束を守るときの裏ワザ」にできるということなんです。
どういうことかというと、たとえば、今日エクササイズをやる予定にしていたけど、どうしても残業でできなくなってしまったとします。そうすると「できなかった」という事実からネガティブな発想が浮かんできてしまうんです。「やっぱり続けられない」、無意識レベルでそういう考えが出てきちゃうんですね。
これは非常に危険なんです。運動やエクササイズを始めたばかりの頃にこういうネガティブな発想が出てきてしまうと、まず続けられません。
こういうときにドローインを使うんです。予定していたメニューはできなくても、ドローインならできるはずです。ドローインをやることで、「今日も予定通り運動、エクササイズをやった」ということにすればいいんです。
継続するためには非常に大事なことですので、ぜひ裏ワザとしてドローインを有効活用してください。
それでは、また。