5月に入りました。GW真っただ中の人も多いことでしょう。待ちに待ったGWを満喫している人、あいにく仕事だという人もいるでしょう。いろんな過ごし方がありますよね。
また、4月から新しい環境での生活がスタートした人も多いでしょう。
新しい環境での生活も早1か月が過ぎて、GWでリフレッシュしようと考えている人も多いのではないでしょうか。
ここで問題になるのが、うまくリフレッシュ出来てGW明けに元気よく職場なり学校に行ければいいのですが、そうならない場合です。
仕事に行きたくない、体がだるいとかの症状を感じてしまうケースですね。いわゆる「五月病」というやつですね。
五月病って、けっこう昔からある病気というか、学生時代によく聞いたことがあった印象です。そうなんです、五月病って学生とか若い子に多いものだという認識でしたよね。ところがですね、最近では中高年の五月病が多いそうなんです。転職や人事異動などで新しい職場、つまり新しい環境に変わったという人が五月病になるケースが増えてきたと。
また、環境は変わらないが、新しいプロジェクトを任されたり、仕事の内容に変化があった場合などでストレスを感じて、そのストレスを抱え込んでしまうことで五月病にかかってしまうこともあるようです。
正直、僕にはあまりピンとこないのですが、深刻な病気に進行しないうちに、なんとか手を打ちたいものです。ストレスなどのメンタル面に問題があるときにエクササイズが有効な手段となることは多いものです。
エクササイズが五月病に対して何ができるのか、何か予防効果があるのではないかということを検証していきたいと思います。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは
『エクササイズで五月病の予防と対策』
です。
冒頭でもお話しましたが、五月病という名称はわりと昔から聞いたことがありますよね。では、「五月病って何?」と聞かれて、すぐに答えられますか?
なかなか即答できる人はいないんじゃないでしょうか。そもそも五月病とはなんなんでしょう。まずはそこから検証していきましょう。
そもそも五月病って何?
五月病とは、医学的な病名ではありません。
5月の連休後に憂鬱になる、なんとなく体調が悪い、会社に行きたくないなどの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことをいいます。
以前は若い新入社員や新社会人に多く見られていましたが、現在は転勤や転職、部署異動など新しい環境に変わる中高年の人にも増加しているそうです。
主な原因はストレスや疲労で、症状としては、疲れやすい、頭痛がする、眠れない、仕事や家事などが以前のようにテキパキこなせないなどの身体的なものから、やる気がおきない、気分が落ち込む、何も興味がわかない、不安や焦りがひどくなるなど、精神的なものまでさまざまです。
これらの症状が長引くとうつ病にまで進行することがあります。思い当たる症状があるときは早めに心療内科や精神科を受診することが大切です。
身体的、精神的両方の症状が出るという、あらためて知ると大変な病気だとういうことが分かりますね。しかも、その症状が長引くと「うつ病」にまで進行してしまう恐れがあるというのも怖いところです。軽く考えてしまうと取り返しのつかないことになってしまいかねないものです。
五月病の原因は?
五月病の原因としては、環境の変化による新しい環境や人間関係から生じるストレスが挙げられます。
・環境の変化
4月は、進学や就職、転職や転勤、異動など環境に変化が伴う時期です。そうした新しい環境に適応できないことで五月病と言われる精神的な症状が生じることがあります。
・新しい人間関係への適応
環境の変化によって人間関係も大きく変わります。周囲になじめなかったり、新しい人間関係をうまく築けないことが五月病の原因となることが多いんです。
・理想と現実のギャップに直面
進学や就職等などの新生活のスタートは、希望や期待に満ち溢れています。
特に新入生や新入社員は、慣れない環境に緊張しながらも、周囲からの期待や自分自身が掲げた理想に近づこうと懸命に取り組む傾向があります。また、懸命に取り組むがゆえに新たに身を置く環境が、自分が想像していたものと違うという現実に直面し、ショックを受けることも少なくありません。
このように思い描いていた理想と現実のギャップにストレスを感じ、五月病の症状が生じる場合もあります。
五月病の予防・対策
五月病を予防するためには、ストレスや疲労を溜めないことが大切です。疲労回復を心掛け、自分にあったストレスの解消法をみつけることが大切です。
・しっかり休養を取る
質の良い睡眠によって成長ホルモンが多く分泌され、疲労回復が促進されます。また自律神経も整いストレスが軽減されます。
・運動をする
継続できる運動を取り入れることが大切です。
軽度な運動を継続的に行うことは、身体の健康だけではなく、ストレス解消に繋がりメンタルヘルス不調の緩和に効果的です。身体を動かす時間をつくることで、緊張を和らげ心身をリラックスさせることができます。
・人と話す・相談する
悩みを打ち明けるような相談レベルではなくても、人に話すことでネガティブな気持ちが和らぐものです。仲の良い友人とのおしゃべりじゃなかったとしても、誰かに打ち明けられる環境が助けになる場合があります。直接話せる相手がいない場合は、SNSなどのインターネット環境を有効活用するのも一つの手かもしれません。気持ちを打ち明けることは心のバランスを整えるのに有効です。
エクササイズを有効活用しよう
前章で挙げた五月病の予防・対策ですが、エクササイズを取り入れることはかなり有効だと思われます。
「しっかり休養を取る」に関して言えば、眠れないとか、疲れがとれないというのは、脳の疲れと身体の疲れのバランスが悪いことが原因となることが多いようです。
ある研究で、うつ病患者に対して、へとへとになるほどの運動や肉体労働をさせたところ、症状の改善が見られたという研究結果もあります。心身のバランスが悪くなることが、五月病、うつ病などの症状を引き起こす要因となることが多いようです。
つまり、ストレスなどで心、脳の疲れがたまる一方、身体を動かす機会が減ってバランスが非常に悪くなってしまうという悪循環に陥ってしまうわけです。
エクササイズを取り入れる際に注意したいことは、確実に継続できるレベルから始めるということです。このくらいならできるだろうとちょっと背伸びはしないことです。今日だけ頑張っても続かなければ意味がありません。ベイビーステップでいいので一段一段確実に上がっていけるイメージでいきましょう。
この過去記事を参照して頂ければわかりやすいかと思います。
また、「人と話す・相談する」に関しても、近くに話せる人がいない場合や家族、友達などの身近な人には話したくないという人もいるでしょう。
そういう場合は、SNSなどのインターネットの環境を活用するのもありだと思います。
ただし、誰でもいいというわけにもいかないと思いますので、信用できる信頼できる人を探した方がいいでしょう。たとえば、コーチやコンサルタントなどがいいと思います。あなたが何か学んでいるとして、そのコーチやコンサルですね。ある分野に限られますが、あなたのことを見てくれている人ですから、そういう人のアドバイスは聞きやすいと思います。
まとめ
五月病でもなんでも、「自分は大丈夫」という油断が一番危険です。五月病は若い人だけの病気ではありません。中高年の我々も十分に注意が必要です。
新しい環境、人間関係からストレスを感じる、不安を感じるのは誰にでも起こる可能性のあるものです。理想と現実のギャップから自信を無くしてしまうのもそうです。
どんなときも自信に満ち溢れている人なんてそうそういません。
僕らは小さなことを積み上げていくことで自信をつけていくんです。自信をつけるのにエクササイズはまさにうってつけです。小さな成功体験を積み上げることで、自己肯定感も高めることができます。
日々のエクササイズをこなしていくことで達成感を感じられ、少しずつでも成果も感じられ、さらに自己肯定かも高められるという素晴らしい効果がエクササイズにはあります。
筋トレにするか、HIITのような有酸素運動にするかはあなた次第です。
何であれ、まずはエクササイズを取り入れてみることを強くおすすめします。
それでは、また。