「疲れているのは当たり前」——万全を待つのをやめたら筋トレが続くようになった話

「疲れているのは当たり前」——万全を待つのをやめたら筋トレが続くようになった話

 

 

第1章:はじめに

 

健康意識が高まっているとよく聞きますよね。

確かに新しくオープンしたジムを見かけることも多いような気がします。

 

「それだけ筋トレ人口も増えているんでしょうね。大変良いことですね、めでたしめでたし」

とはいかないんですよね。

 

筋トレを始めても1年続く人は1%ほどしかいないというデータがあるくらいですから、どれだけ挫折する人が多いかが分かりますよね。

 

僕の職場の同僚(女性 40代)もジムに通い始めたと聞いたことがあったんです。

しかもトレーナーについてもらってるとのこと。

「やる気満々だな」と思っていろいろ話を聞いていました。

 

何回か話を聞いていたんです、「痩せました」とか「体が変わってきました」とか。

ところがある時、僕の方から話をふってみたんです。

「どう?ジム行ってんの?」

って、ちょっとふってみたら、

「ああ、もう辞めました。」

と、あっさりと言われてしまいました。

 

半年くらいは通ってたみたいですが、とりあえず

「なんで?あんなにがんばってたのに、もったいないじゃん」

と返したんですが、うやむやな感じで話は終わっちゃいました。

 

このとき思ったんです、

「ああ、やっぱり続かないんだ・・」

と。

 

筋トレを始めても続かないっていうのは本当なんだ、と改めて感じました。

 

筋トレが続かない理由に多いのが、「忙しくて時間が確保できない」「疲れているからできない」大体このへんなんです。

 

確かに多くの人が会社勤めのサラリーマンでしょうから、忙しいのも分かります、疲れてるのも分かります。

でも、そんなことは筋トレを始める前からわかってたことじゃないのかなあと思っちゃうんですけどね。

 

仕事をしているほとんどの日本人男性は忙しいし、疲れていると思うんです。

ですから、それを理由(言い訳)にしちゃうと何もできなくなると思います。

 

そこで、今回は「忙しい、疲れている」状態でも筋トレが続けられるヒントを話していきますね。

 

第2章:「疲れてる」はあなたのせいじゃない——それがデフォルトだ

 

そうなんです、疲れているのはあなただけじゃないんです。

おそらく仕事をしている日本の男性ほとんどみんな疲れています。

 

それでも筋トレを続けている人もいるんです。

ランニングする人もいます、何かスポーツをする人もいます、読書をする人もいます。

そんな人たちは疲れていないのか?そんなことはありません、みんな疲れているんですよ、時間も無いんですよ。

 

もうね、疲れないようにするには仕事を辞めるしかないんです。

疲れている、忙しい、時間がないというのは、社会人の前提条件です。

元気な状態で、早い時間に家に帰れる日が1年に何日ありますか?

 

疲れているから筋トレできない。

じゃあ筋トレのために仕事を辞めるか?そんな人は99.9%いないんです。

 

ということはですよ、僕らはみんな疲れているのがデフォルトだということです。

「疲れはデフォルト」なんです、「忙しいのもデフォルト」なんです。

 

第3章:脳は天才的に「やらない理由」を作り出す

 

筋トレを始めようと決意したあの日、あなたはやる気に満ちていたはずです。

「今回は本気でやるぞ、何があっても絶対やり切ってみせるぞ!」

ってな具合にやる気に満ち溢れていたんじゃないでしょうか?

 

ところが、3日間くらいはがんばって続けていたのに、1週間も経つと「今日は疲れているからやめておこう」なんて思うようになるんですね。

 

決意したあの日の意志はどこにいったの?って思っちゃいますけど・・

 

でも、これはあなただけが悪いんじゃないんです。

意志が弱いとかそういう問題でもないんです。

 

人間の脳の仕組みがそうなっているんです。

 

「今日は疲れているからやめておこう」って言い訳が出てくるのって、異常に速いと思いません?もうね、0.00何秒で頭に浮かんでくる感じですよ。

人間の脳ってすごいです。

意志の力では到底勝てないんですよ。

 

何が悪いかって、万全の状態と比較するのが間違いなんですね。

万全な状態と比べたら、脳が自動的にやらない理由を生成しちゃうんです。

ちょっとでも「やりたくないなあ」なんて思ったら、脳は一瞬でその「やりたくない」に同意するんです。

しかも恐るべき速さで・・・

 

ですから、意志が弱いとかではないんですよ。

比較対象(万全の自分)が間違っているんです。

 

第4章:世界のトップアスリートも「万全」ではない——それでも彼らは戦う

 

世界のトップレベルで戦っているアスリートもどこかしら傷めているもんです。

彼らはそんな状態であっても試合に出て最高のパフォーマンスを見せてくれるんですね。

激しい競争の中で生きている彼らは、ちょっとケガしたくらいで休んでいたらあの檜舞台に立てなくなるから必死なんです。

 

僕も昔ラグビーをやっていましたが、みんなどこかしら傷めていました。

「膝が痛いです」なんて言ってたら、即レギュラーから外されますから、みんな隠して我慢して練習していました。

 

僕がやっていたレベルでもそうなんですから、世界レベルともなればもっと厳しい世界でしょう。

普通の人なら歩けないような状態でも試合に出ていると思います。

ま、考えてみればケガをしないような優しい練習だけでは世界のトップレベル戦えないんでしょうけど。

 

そう考えると、僕らが口している「疲れた」なんて「全然甘っちょろい」と思いません?

 

まあ、世界レベルと比べるのは厳し過ぎるかもしれませんけど、「万全ではない」ことがデフォルトだと理解できるんじゃないでしょうか。

 

第5章:まとめ——今夜、5分だけやってみよう

 

万全の状態がデフォルトだという意識があるから、「疲れた」「忙しい」状態が異常な状態だと感じてしまうんです。

異常な状態だからできない、できないのもしょうがない、という発想になっちゃうんですね。

 

ですから、「疲れはデフォルト」「忙しいはデフォルト」というような意識の転嫁が重要になってくるんです。

 

疲れていたり、忙しい時は本来のメニューより軽くすればいいんです。

本来40分かかるメニューだとしたら、5分だけでやめてもいいんです。

その5分の積み重ねが同じ疲れた状態でも40分できるようになるんです。

 

5分、腕立て伏せ10回で終わってもいいんですよ。

「0」にしないことが大事なんです。

 

もし「疲れているな」と感じたら、5分だけやってみましょう。

それでいいんです。

 

それでは、また!