筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

継続の秘訣はしなやかなトレーニング


筋トレやエクササイズなどで一番大事なものって何でしょう?


科学的根拠に基づいた最新のメニュー?やる気、精神力?いろいろあると思いますが一番大事なのは「継続すること」です。これは断言します。


「そっかあー、継続することが大事なんだ、気合入れなくちゃ。」



はい、間違いです。
何かにつけ精神力、気合、根性などで片付けようとするのはナンセンスですよ。


「じゃあ継続するのに何が大事なの?」


まあ、ふつうそういう疑問が出てきますよね。

今回はその疑問に答えていきましょう。







こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー

よういちろう

です。



このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。



あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。




ということで、今回のテーマは
『継続の秘訣はしなやかなトレーニング』
です。

 

 




「しなやか」なんて言葉を使っちゃいましたが、要は柔軟に対応しましょうということです。

「しなやか」って上品なイメージだし、音の響きも良かったので使ってみたくなっただけなんですけどね。


「しなやか」という言葉には、「他の力によって簡単に変化させやすい」という意味があります。


しなやかなトレーニングとは、外的要因に臨機応変に対応していきましょうということなんです。





日常の外的要因




ほとんどの人が日中仕事をして、夕方、夜に帰宅後トレーニングをしていると思います。


会社員として仕事をしている以上、自分の都合だけでスケジュールを管理するのは至難の業ですよね。急な仕事が舞い込んだり、トラブルの対応に追われたり、同僚の締め切り間際の仕事を手伝わなくちゃいけなくなったりと自分ではどうしようもないことでスケジュールが狂ってしまうことはままあります。



そういったアクシデントやトラブルは避けられないものです。避けられないのであれば、どう対応するかを考えないといけません。


たとえば、19時に帰宅して晩ご飯の前にトレーニングをやる予定だったのに、帰宅できたのが21時だったとします。
こんなときあなたならどうしますか?


19時に帰宅できるから、そこから1時間程度のトレーニングをやる予定だったけど、21時からじゃ遅すぎるから今日はトレーニングは中止しよう。
21時から開始できない事情もあるでしょうから、この判断を責めるつもりはありません。



でもあえて、ここで頭をひねって可能性を探ってみましょう。


あなたが今日はできない、と判断したのはなぜなんでしょう。

「遅すぎるから・・・」というのは開始時間が遅すぎるからなのでしょうか?
それとも、終了時間が遅すぎるからなのでしょうか?


前者の開始時間がということであれば、あきらめざるを得ないかもしれません。
でも、後者の終了時間がというのは、何とかなる可能性があると思いませんか?



いつも通り1時間のトレーニングをやるつもりだから終了時間が遅くなってしまうので、ということであれば、30分だったら問題無いかもしれないわけですよね。





計画通りにいかないのが人生




そうなんですよ、つまりあらかじめ帰宅時間が遅くなることも想定して、遅いとき用のトレーニングメニューも用意しとけば、中止せずに時短用トレーニングメニューをやる、という選択ができるわけなんです。



予定していたトレーニングを中止するのは非常に危険なんです。一度中止してしまうと、休んだというのが罪悪感として気持ちの中に残ってしまいかねないんです。


この罪悪感が非常にやっかいで、せっかく前向きな気持ちでいたとしても罪悪感から自己否定、ネガティブというマイナス思考に陥ってしまう可能性があります。


そうすると、最悪の展開としてはマイナス思考を恐れるがあまり、トレーニング自体を止めようという発想になってしまうんです。
自分がこんなマイナス思考になってしまう元凶はトレーニングだ、トレーニングなんてやろうと思ったから、トレーニングをスケジューリングしたからだと思っちゃうんですね。



まじめな人ほどこういう発想になりやすい傾向にあります。

「休んでしまった」
     ↓
「自分はこんなこともできないのか」
     ↓

「自分はなんてダメなんだ」


と、どんどんエスカレートしちゃうんですね。



だからこそ、あらゆる事態に対応できるように時短メニューを用意しておくことが大事なんですね。1時間を30分、もっと極端に10分のメニューでもいいと思いますよ。


トレーニングの内容ではなくて、予定通りトレーニングをした、という記憶を残すことが大事なんですね。


こういうことを積み重ねていくことが、継続していくためには非常に大事なことなんです。






長い目で見よう




もっと言えば、休んだっていいんです。

トレーニングを1日休んだからって全然大したことありません。



とにかく継続することが最重要なわけです。であれば、1日くらい予定通りにいかなくても大したことはありません。

そのくらいの心構えでも何の問題もないと思いません?

トレーニングを1回パスしたからと言って、さほど影響はないんです。筋肉はそのくらいじゃ小さくなったりしませんから。
ある研究では、筋トレを何日やらなかったら筋肉が小さくなるかという調査を行ったところ、30日間程度なら影響はないという研究結果が出ているんです。



どうですか。
30日トレーニングしなくても影響ないと聞けば、余裕が出てきませんか?


あまり生真面目に考え過ぎないほうがいいんです。
急な用事やなどで予定通りにいかないときは、スルーして1日伸ばせばいいじゃないですか。


そのくらい余裕を持って、柔軟にそれこそ「しなやかに」対応するほうが長続きするんです。






まとめ




とにかく、何度もしつこいくらいに言っていますが、トレーニングの最重要事項は『継続』です。


僕らトレーニーは何はさておき継続することを最優先に考えるべきです。


そのためには、必要であれば休むときは休む。時間が無いときは無いなりに柔軟に対応できるしなやかさが求められるわけです。


ただし、間違っちゃいけないのは柔軟さ、しなやかさをはき違えないようにすることです。
自分に甘くなることと柔軟に対応することは違いますからね。



外的要因という強風に最も強いのは、堅固な意思ではなく、しなやかな発想だと思いますよ。






それでは、また。