筋トレについて解説するとき、最新のエビデンスに基づいて解説することが多いです。
できるだけ効果的、効率的にということで、最新の科学的エビデンスから解説するようにしています。
筋トレで解説することと言えば、より効果的な筋トレメニューだったり、筋肥大の仕組み、どのくらいの頻度でトレーニングするのが効果的か、などなどでしょうか。
いわゆる人体の科学ですよね。
たまに難しすぎるときもありますが、科学ですからしょうがないですよね。
筋肉という人体の一部について解説しようと思うと、かなりハイレベルな話にもなってしまいますからね。
これはこれで知らないよりは知っておいた方が絶対良いと思うものを厳選して解説するようにしています。
ただ、すべての人に必要かと言われると、そんなことは無い訳です。
最新のエビデンスに基づいた話よりも、もっと必要としている話もあると思います。
「どうやったら継続できるのか?」
これも永遠のテーマですよね。
継続するにはどうしたらいいのかについて知りたい、という人も多いと思うんですよね。
そういう人にとっては最新のエビデンスの話はあまりピンと来ないかもしれません。
筋トレを継続するために必要なのは、筋肉についての最新のエビデンスではないんですよね。
では、何が必要なのか?
今回はその答えを導き出そうと思います。
科学ではなくて何なのか?
興味深い話になると思いますので、楽しみにしてください。
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルサポーター
よういちろう
です。
このブログでは、中高年のための充実した健康的な生き方を筋トレパーソナルサポーターの立場からお伝えしていきます。
このブログが、あなたの健康な体、より豊かな人生を作るためのきっかけになれば幸いです。
今回のテーマは
『筋トレと行動経済学:50代男性が習慣化する秘訣』
です。
はじめに
50代、体力維持のために筋トレを始めたいけどなかなか続かない。
そんな悩みをお持ちの男性の方も多いのではないでしょうか。
実は、そんな悩みを解決するヒントが、行動経済学という学問の中に隠されています。
行動経済学は、人間の意思決定が、必ずしも完全に合理的なものではなく、様々な心理的な要因によって左右されるという学問です。
この考え方を筋トレに当てはめることで、より効果的にトレーニングを習慣化することができます。
この記事では、50代男性が筋トレを習慣化する上で、行動経済学の知見をどのように活かせるかについて解説します。
なぜ、筋トレが続かないのか?
多くの人が筋トレを続けない理由として、以下の点が挙げられます。
モチベーションの低下: 目標達成感を感じにくかったり、変化を実感できず飽きてしまう。
時間の確保: 仕事や家事など、忙しい毎日の中で時間を見つけるのが難しい。
体の痛み: 運動後の筋肉痛や怪我への不安。
これらの問題は、単に努力が足りないというわけではなく、私たちの心の働きが大きく影響していると言えるでしょう。
行動経済学が教えてくれること
行動経済学では、私たちの行動は、環境や選択肢の設定によって大きく左右されると考えられています。
例えば、お菓子を目につく場所に置いておくと、ついつい手が出てしまうように、周囲の環境が私たちの行動に強い影響を与えます。
この考え方を筋トレに当てはめると、トレーニング環境や目標設定を工夫することで、習慣化を促進できることがわかります。
筋トレを習慣化する3つのステップ
ステップ1:小さな目標を設定する
SMARTの目標設定:
Specific(具体的)
Measurable(測定可能)
Achievable(達成可能)
Relevant(関連性がある)
Time-bound(期限がある)
例えば、「腹筋を割る」ではなく、「毎日30回腹筋をする」というように、具体的な数値と期限を設定します。
小さな成功体験を積み重ねる:
最初から高すぎる目標を設定すると、挫折しやすくなります。
少しずつ目標をクリアしていくことで、達成感を得てモチベーションを維持できます。
ステップ2:環境を整える
トレーニングスペースを確保する:
家の一角をトレーニングスペースとして定め、運動しやすい環境を作ります。
トレーニンググッズを目に付きやすい場所に置くことで、運動を始めるハードルを下げることができます。
習慣化する:
毎日決まった時間にトレーニングを行う習慣をつけます。
他の習慣と組み合わせるのも効果的です。例えば、歯磨き後に腕立て伏せをするなど。
ステップ3:仲間と励まし合う
トレーニング仲間を作る:
同じ目標を持つ仲間と励まし合い、モチベーションを維持します。
オンラインコミュニティに参加するのも良いでしょう。
記録をつける:
トレーニング内容や記録をアプリやノートに記録することで、達成感を視覚化できます。
行動経済学のテクニックを応用する
コミットメント:
公に目標を宣言したり、友人や家族に協力をお願いしたりすることで、目標達成への意欲を高めます。
損失回避:
トレーニングをサボると、お金が損になるような仕組みを作るのも効果的です。
例えば、パーソナルトレーナーを雇ったり、ジムの契約をするなど。
プライミング:
トレーニングに関する本を読んだり、運動選手の動画を見るなど、トレーニングに関する情報を積極的に取り入れることで、運動意欲を高めます。
まとめ
行動経済学の知見を活かして、筋トレを習慣化するための具体的な方法について解説しました。
重要なのは、自分にあった方法を見つけることです。
様々な方法を試してみて、自分に合ったものを取り入れてみましょう。
50代からの筋トレは、決して遅くありません。
この記事を参考に、ぜひ健康的な生活を目指してください。
それでは、また。
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