「50代から筋トレを始めるべき理由——年齢を重ねても軽やかに動ける体のつくり方」

- 第1章:はじめに
- 第2章:なぜ年をとると体が「重く」なるのか——サルコペニアという現実
- 第3章:筋トレがもたらすもの——肉体だけじゃない、メンタルへの効果
- 第4章:今日から始める——自宅でできる自重トレーニング入門
- 第5章:まとめ
第1章:はじめに

人間は年齢を重ねるごとに体の不調が増えてくるもんです。
50代のあなたなら理解してくれるでしょう。
30代くらいまでなら全然平気だったのに、40代くらいから「あれ、なんか変だな?」って思うことが増えてきて、50代になったら確実におかしい、調子が悪いと感じることが増えてきたはずです。
これは、もちろん個人差はありますが、ほとんどの人が経験することです。
学生時代から運動経験が無い人でも、プロのスポーツ選手だった人でも年齢からくる不調は避けて通れないんですね。
多くの人が会社員でしょうから、会社で毎年健康診断を受けますよね。
健康診断で気になるのは、血糖値、血圧、肝臓の数値でしょうか。
不摂生な食事、お酒の飲み過ぎが原因になることが多いものです。
いわゆる生活習慣病予備軍になり得る原因です。
よく健康診断が終わるとこのへんの話で盛り上がる人たちがいます。
この手の内臓系の数値が悪くなると薬を飲み続けなくちゃいけなくなりますから、厄介ですよね。
あとは、肩こりとか、腰痛、膝痛とかもある年齢を超えたあたりから、よく話題に上りますね。
まあ、分からないでは無いですけどね。
朝起きてすぐスマホ、仕事中も朝からずっとパソコンで作業、仕事が終わったらまたスマホ、こんな生活の人がほとんどじゃないでしょうか。
僕もサラリーマンなんで、こんなパターンの日が多いです。
現代は小学生くらいでスマホを持っている子も多いですし、若い世代だと物心ついた頃にはスマホがあった子も多いんじゃないでしょうか。
そういう子たちは、僕らの年代よりもスマホを触っている時間が長いと思うんですけどね。どうなんでしょう?
でも若い子たちは体の不調を訴えることって、ほとんど無いと思うんです。
やっぱりね、年を取ると若い頃は全然平気だったことでも年を取るといろいろと不調、不具合が出てくるんですよ。
これはもうある意味しょうがないと認めざるを得ない部分でもあります。
でも、「認める」ことはしますが、「諦める」必要はないんですよ。
第2章:なぜ年をとると体が「重く」なるのか——サルコペニアという現実

肩こりや腰痛、膝痛などが起こる原因は何なのか?
若い頃は平気だったのに、なぜ、年を取るとこのような不調が一気に出てくるのか?
それは、「筋力低下」によるものです。
もちろん100%とは言いませんが、そうですねえ8割、9割がた筋力低下によるところが大きいと言えるでしょう。
サルコペニア(加齢性筋肉減少)をご存じですか?
サルコペニアとは、一言でいうと「年齢を重ねるにつれて筋肉の量が減り、筋力や体の機能が落ちてしまう状態」のことです。
加齢により筋肉が減るわけですから、当然筋力自体も低下してしまいますよね。
筋力が低下するとどうなるか?
人間が動くためには必ず筋肉の動きが必要です、ということは筋力が低下すると動きが重くなるということです。
肩こりや腰痛、膝痛などの原因もそこにある可能性が高いわけです。
そういった痛みにより、動けない(動かない)、さらに筋力低下という悪循環が出来上がってしまうんです。
この悪循環による筋力低下が深刻なのは、放置しておくと最終的には「歩行困難や寝たきり」にまでつながるリスクがあるところです。
筋力低下はおそらくほとんどの50代が心当たりがあるんじゃないでしょうか?
僕もあるんですよ。
筋トレをしているのにですよ、階段を上っているときに「重く感じるな」ってときがあるんです。
もう、それからは階段を上る時は一歩を大事にしています。
無意識に上るんじゃなくて、「ちゃんと膝が上がっているか、真っ直ぐ足が出ているか」って意識するようになりましたね。
第3章:筋トレがもたらすもの——肉体だけじゃない、メンタルへの効果

じゃあ筋力低下を防ぐ、筋力を維持するためには何をすべきか?
これはもう一択ですね。
「筋トレ」です。
筋トレで体の動きのスムーズさを回復するんです。
五十肩・腰痛・膝痛の予防としての筋トレを始めることです。
筋トレと言うとマッチョになるための方法みたいなイメージを持っている人がまだいるかもしれませんが、それだけじゃないんです。
「健康=筋トレ」と言っても過言ではないくらいに筋トレの効果ってすごいんです。
ぜひ皆さんに知って欲しいのは、筋トレって体だけの効果じゃないってことです。
意外と知られていないことかもしれませんが、筋トレは精神的健康への効果(ストレス軽減・気分向上)もものすごいんですよ。
自分で言うのも何ですが、僕自身、筋トレを始めてからメンタルが変わったと感じています。
確実に前向きになりましたね。
あとは、物事を深く捉えるようになったと言うか、浅い考えが減ったというか、ざっくり言うと「深み」が出てきたんじゃないかな?って感じですかね。
(自分で言ってて恥ずかしいですけど(笑))
第4章:今日から始める——自宅でできる自重トレーニング入門

筋トレに対して「自分には関係ない」と思っている人っているんですよね。
特に高齢者です、50代も含めてですよ。
その人たちの言うことっていうのが、「この歳で筋トレなんて・・」「筋トレは若い人がやるもんでしょ・・」なんです。
「そうじゃないです!そんなこと無いんですよ。」と言ってあげたい。
今でもそういうことを言う人がいるんです。
逆なんですよね。
本当は高齢者ほど筋トレをやるべきなんです。
そこを理解してほしいなと思うんですけどね。
やっぱり、何か筋トレに対して抵抗があるんでしょうね。
「ジムに行って人前で筋トレなんてしたくない」
「筋トレなんてしんどいことしたくない。散歩で十分でしょ」
「筋力が低下してるのに筋トレなんかしたらケガするんじゃないの?」
などなど、筋トレの効果を知らないがためにあらゆる口実を並べます。
まず誤解を解きたいことは、「筋トレはそんなにハードなことをしなくてもいいんですよ」ってことです。
屈強なマッチョが信じられないくらいに重いバーベルやダンベルを持ち上げるイメージが強すぎるんでしょうが、そんなことはありませんから。
次に「ジムに行かなくても大丈夫」ということです。
ジムに行って人前でトレーニングしなくてもいい、重いものを持ち上げなくてもいいんです。
家で「自重トレ」で十分です。
自重トレは、腕立て伏せ、スクワット(自重)、プランクという王道中の王道、基本中の基本のこの3つのメニューだけでも十分です。
自重トレは、自分の体重を負荷とするトレーニングですから、重過ぎる負荷がかかることがないのでケガのリスクも少なく、安全と言えるでしょう。
家トレは、他人の視線も気にならないし、自分のペースでできるのもストレスフリーでいいですよね。
他人の視線があると、つい見栄を張ってしまってムリしがちですが、その日の自分のペースに合わせてトレーニングできるのもいいですね。
そもそも、筋トレは無理をするものじゃありません。
初心者であればなおさらです。
別に1回のトレーニングのボリュームが少なくたって全然いいんですよ。
できる範囲からでいいんですから。
第5章:まとめ

50代という年齢を迎えたからこそ筋トレを始めるべきです。
しかし、まだまだ筋トレに対する誤解もあるのも事実です。
日本は長寿大国です。
50代なんてまだまだ若いほうです。
さらに健康意識が高まっている現代において、「健康寿命」を真剣に考える人も増えています。
僕らは長生きするだけじゃダメなんです。
健康なまま長生きしなきゃダメなんですよ。
そのためには、自分の体は自分で動かせる状態にしておくことが必須です。
筋力の衰えを最小限に抑えなくちゃいけません。
そのための最適解が「筋トレ」です。
家でできる自重トレこそが最適です。
何歳であろうが「もう遅い」なんてことはありません。
遅いと思うのであれば、今日からすぐ始めましょう。
なぜなら、今日が一番若い日ですから。
筋トレで筋肉を大事にすることは人生を大事にすることです。
筋トレ、始めてみてください。
それでは、また!