筋トレも人生も「小さな積み重ね」で変わる理由

第1章:はじめに
「はあー、また三日坊主で終わってしまった」
「また挫折してしまった」
あなたもこのような経験がきっとあると思います。
もちろん、あなただけじゃなくて、ほぼすべての人に当てはまることだと思います。
そうなんですよね。
続かない、続けられないことってあるんですよね。
「今度こそ」とか「今年こそは」って気合い入れて始めたはずなのに・・・。
で、そのうち「そもそも続けなきゃいけないのがよくないんじゃないの?」なんて考えるようになって、「もっとこう、まとめて一気に終わらせられる方法とかないもんかね!」なんて言い出したりするんですよね。
ま、僕も性格的に「一気にやって後で楽をしたい」というタイプなので、そういう思考にいっちゃうのはホントよく分かるんですけど。
でもそんな都合のいい方法なんてないんですよ。
やっぱり継続、コツコツ続けるしかないんですよ。
でね、僕がよく話している「ベイビーステップ」、「ベイビーステップ大事ですよー」、「ベイビーステップが有効ですよー」って言っていますが、このベイビーステップとは違う大事なものがあるんです。
ベイビーステップとはまた別に、とっても大切なものがあるんです。
それは「小さな積み重ね」です。
「?」
って思われる方も多いでしょうから、この後詳しく解説していきますね。
第2章:ベイビーステップと「小さな積み重ね」の違い
それでは、「ベイビーステップ」と「小さな積み重ね」の違いについて解説していきますね。
ベイビーステップ=スタート時のハードルを下げること
小さな積み重ね=日々の行動量そのものを小さくすること
結論から言うとこういうことです。
ベイビーステップは、何かを新しく始めるとき、まあそういうスタートの時にですね、できるだけハードルを下げましょうということです。
筋トレで例えると、ちょっと極端な例えですけど、「腕立て伏せ30回x3セット」やるのと、「腕立て伏せ10回x1セット」ではどうでしょう?
気持ちの負担が全然違いますよね。
腕立て伏せ30回x3セットって言ったら、相当ハードですからね。
初心者ではまず無理ゲーです。
これを毎回やるとなると、それはもうかなり厳しいわけですよ。
最初の頃は「よーし、やるぞ!」でなんとかやれたとしても、やるたびにそのハードさに心が折れてきて、「やる」から「やらなきゃいけない」に変わってくるんですね。
もうそうなってくるとまず続かないんです。
そうならないようにするために、最初の、スタート時のハードルを下げて始めましょう、というのがベイビーステップなんです。
かたや、今日お話しする「小さな積み重ね」というのは、スタート時だけの話ではなくて、「行動量そのものを小さくしよう」ということです。
「ベイビーステップ」が行動に入る入口の一歩を低くして入りやすくするものだとしたら、「小さな積み重ね」は「行動量」そのものを小さくしようということです。
ところがですね、話はそんなに単純ではないんですよ。
日々の行動量を小さくすれば問題無く継続できるかと言うと、問題アリアリなんです。
と言うのもですね、人間の脳というのは「できるだけ楽をしよう」って考えるんです。
そういう仕組みになってるんですよ、脳は。
「楽をしたい」脳はどういう風に考えるかというと、「ちまちまやるより一気にまとめてやっちゃおうぜ!」みたいなことを考えちゃうんですね。
「一気にやりたい」ってことは「楽をしたい」ってことなんです。
この辺分かりますかね、僕は何度も体感というか感じたことあります。

第3章:体の仕組みで説明する「小さな積み重ね」の効果
脳の仕組み上「楽をしたいから一気にやりたい」と考えてしまうのはしょうがないんですが、体の構造としてはそうはなっていないんです。
たとえば、筋トレを月一回まとめて10時間やったとしても成長しないんです。
もっと分かりやすい例だと、水分補給ですね、水を1日1回まとめて飲んだとしても吸収されないんです。
いっぺんに大量に飲んでも、体に吸収される量よりも、排出される量の方が多くなってしまいますから。
ま、それ以前に喉が渇いて1日1回だけじゃムリですけどね。
そうなんです、脳は「一気にまとめてやって楽したい」って考えるんですけど、体の仕組みは逆なんです。
体の仕組みではコツコツ小さな積み重ねじゃないと効果が出ないようになっているんです。

第4章:意志の力に頼らない仕組み化
「でも、そのコツコツ続けるのが至難の業なんだよなあ」
なんて声が聞こえてきそうですね。
「俺なんて今までも何回も挫折してるし、意志が弱いからなあ。俺みたいなやつはどうしたらいいの?」
って思っている人もいるでしょう。
でもですね、継続できないのは「意志が弱いから」ではないんですよ。
そもそも意志の力は無限ではありませんからね。
本人にやる気があれば意志の力はいつでも湧いて出てくるみたいに思っている人も多いようです。
しかしですね、断言します。
「意志の力は有限」なんですよ。
限りがあるんです。
ですから、意志力に頼ると挫折の負の連鎖に陥っちゃうんです。
意志力に頼ると続かないのは当たり前なんです。
心当たりがありませんか?
「あ、今日はいいかな」
「今日はパスしようかな」
なんて頭によぎってやめちゃったこと。
意志力に頼っていると、こんな心の声に一瞬で負けちゃうんですよ。
ですから、意志力に頼るんではなくて、「仕組み化」することが重要なんです。
たとえば、筋トレであれば「月・水・金の22時から10分やる」というルールを決めるんです。
この時大事なのが「小さな積み重ね」です。
そうです、決して高めに設定しないことです。
自分に正直に設定してください。
「たったこれだけじゃちょっと情けなくない?」
「これだけしかできないって思われるの、なんか恥ずかしいな」
なんて思ったりして、背伸びしたがるんですよね。
でも考えてみてください。
誰に言うわけでもないものじゃないですか。
自分の中だけなんですから、決して背伸びせずに、低めに設定することがポイントです。
「えっ、たったこれだけでいいのかな?」って思うくらい小さく設定するンです。
続かなければ意味がありませんからね。
それに「複利効果」で「たったこれだけ・・」なんて思うような小さなことでも、積み重ねることで、後々大きな成長につながるんです。

第5章:まとめ
人間ですから、つい「一気にドカンとやって終わりにできないかなあ」なんて考えが浮かぶと思います。
「コツコツやるの疲れるよなあ、もっと楽な方法ないかなあ」なんて思うこともあるでしょう。
そんな「一気にドカンとやって終わらせたいな」なんて考えが頭をよぎったら、「いや、違う!小さな積み重ねで行くんだ!」と心の中で呟いてください、いや叫んでください。

叫ぶのは心の中ですよ、ほんとに声に出したらヤバいですからね(笑)
それでは、また!