筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

50代におすすめ ゆるめの筋トレ

 

 

 

 

 


あなたは最近何か新しく始めたことがありますか?




何か新しいことを始めるときって、やる気に満ち溢れていますよね。




始める前は頭の中でいろいろとシュミレーションして、「よし、このくらいはできるだろう。」と自分を過大評価して日々のメニューを組むんですよね。




例えば、英会話をマスターしたいと教材を買って、「毎日2時間勉強しよう。」と計画を立てるわけです。今までまったく英会話の勉強をしていないのにです。




で、いざ始めてみると1日目、2日目くらいはなんとか計画通りにいくんですね。3日目、4日目、人によっては1週間くらいは平気でしょうか。そして、だんだん2時間という時間を確保するのがしんどくなってくるんです。これは物理的にではなく、精神的にと言っていいでしょう。




いままで何もしていなかったのに、いきなり毎日2時間勉強するというのは大変なことです。大好きなゲームやYouTubeをただ眺めているのとはわけが違いますから。




そのうち、「今日は仕事が忙しかったから、1時間にしよう。」となるわけです。このとき自分の中で「オレが悪いんじゃない。仕事が忙しくて時間もないし、疲れてるからしょうがないんだ。」と自分を正当化するんですね。




こうなってくると末期的です。また別の日に忙しくて帰りが遅くなると、「こんなに疲れているんだから今日は休んでもいいよな。明日がんばって取り返せばいいし。」と、またしても言い訳を言って休んじゃうんです。




ほんとは早く帰ろうと思えば帰れたはずなのに、なんとなく会社に残って今やらなくてもいい仕事をダラダラとやっていて自分で帰りを遅くしたというのが本当だったとしてもです。




そういうことが多くなり、いつの間にかフェードアウトしていく、あるあるですね。




おそらく誰でも似たような経験があるんじゃないでしょうか。もちろん僕もあります、何回も。




ただ、僕は筋トレは始めてからもうすぐ4年目に入るんです。かなり続いている方だと自分では思っているんですが、どうやってここまで継続出来ているのかを考えてみました。




今回は、その継続出来ている理由についてお話ししていきます。





こんにちは、50歳からの筋トレサポーターの

よういちろう

です。



このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。



あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。




ということで、今回のテーマは「50代におすすめ ゆるめの筋トレ」です。

 

 






僕が筋トレを始めたのが50代に入ってからでした。
始めた動機は別の記事でお話ししたことがあるので割愛しますが、「よーし、やろう。」とまあまあのやる気で始めたんです。




試しに腕立て伏せどのくらいできるかなとやってみたら、たった5回もまともにできなかったんです。
ショックでしたねー。




で、「これはいかん」と。でも腕立て伏せ5回もできないのに筋トレもなにもあったもんじゃない。どうやって鍛えればいいんだ、と何をやればいいか分からなくなってしまったんですよ。




そこから、本を読んだり、ネットで調べたり、YouTubeを見たりして自分ができることから始めたんです。






なぜ「ゆるめ」がおすすめ?

 





最初に始めたのがお風呂でやる運動でした。(運動と呼べる代物かどうか微妙ですが・・・)
湯舟の中で腕を上げ下げしたり、浴槽の両側に両ひじを突っ張った状態でキープ(ちょっとしたアイソメトリックトレーニングですね)したりする、ほんとわずかばかりの負荷をかけた筋トレです。



あとは、走る時の腕振り、あれを立ったままやるとか、こんなレベルからスタートしたんです。




でも今思えばこれが良かったんだと思います。腕立て伏せを5回もできない状態から、いきなり腕立て伏せ10回x3セット、腹筋10回x3セット、スクワット10回x3セット、これを1日おきにやる。
なんてメニューにしていたら絶対続かなかったでしょう。




お風呂には必ず毎日入るわけです。湯舟にもつかります。そのとき10秒でも何かやれば「今日もトレーニングした。」ということにできるんです。「続いている。」と。




結局、継続させてなんぼですから。トレーニングの内容じゃないんですよ。初期の頃は特に。




「ベイビーステップ」という言葉をご存じですか。
日本語で言うと、「赤ちゃんの歩幅」。その通りの意味で、「少しづつ慣れる」、「時間をかけて実行する」です。もっと柔らかい表現で言うと、「ゆっくり焦んなくていいんだよ。」「少しずつ一歩一歩ゆっくり進めばいいんだよ。赤ん坊のようにね。」って感じですね。




結果的にこのベイビーステップで始めたのが良かったんだと思います。筋トレで筋肉をデカくするとか、体重を落として引き締まった身体にするとか、最初から高すぎるハードルを設定しなかったのが正解でした。



「ゆるめ」=「ベイビーステップ」
だったんです。






50代だからこそ「ゆるめ」がいい

 





これはですね、僕は2つあると思っています。




1つは、時間的制限です。
僕ら50代はまだまだ働き盛りということで、忙しい毎日を送っている人も多いことでしょう。そんな忙しい中で筋トレの時間を確保するのは大変です。



前述したとおり、腕立て伏せ、腹筋、スクワットで1時間以上もかかるようなメニューを最初から組んでしまうと、時間の確保で嫌になっちゃうんですね。
ただでさえ疲れているのに。




始める前から筋トレ大好き、な人なんてまずいません(大好きだったらとっくに筋トレやってるでしょうから)。ということは、最初はまず慣れるところから始めるのが一番いいでしょう。





2つ目がケガの心配です。
50代ともなると、老化による筋力の衰え、体が硬くなるなどの症状が出てきます。そんな体でいきなり高負荷の運動なんて始めたらケガをしちゃいます。




気持ち的にはまだまだいけると思っている人が多いんですよ。ただ、そういう人は自分の体の状態を分かっていない人が多いんです。まだ若い、まだ体は動く、そう思って無理しちゃうんですね。



そして、どうなるかというと、ケガします。
もちろん、ケガ自体もよくないんですが、もっとよくないのが、ケガをしている間は筋トレできなくなることなんです。



どうしても治るまで何日間か休まなきゃいけません。一度休みの期間が入ると、また一から始めなきゃならなくなることが大変なんです。




1→2はそうでもないんです、ただし、0→1は本当に大変です。ケガをしてしまうと0からまた始めなきゃいけなくなる。これが一番のリスクだと思います。






ゆるめの筋トレメニュー

 





これはもうほんとうにベイビーステップから始めましょう。前述したようなアイソメトリックトレーニングからでもいいですし、腕立て伏せ1回でもいいです。




とにかく、「やったんだ」という結果を残せばいいんです。成果は二の次です。何のメニューでも1回ずつのメニューを組んで始めればいいんです。




なぜかというと、そのうち絶対に1回じゃ物足りなくなって5回、10回と回数が増えていきます。間違いないです。




ですから、最初は何をやるかよりも、まず何回から始めるかでいいと思います。やっていくうちに回数は増えていきます。それから、メニューについて考えていくぐらいでいいと思います。






まとめ

 





「何かを始めるときには周りに宣言するのが良い。宣言することで後に引けなくなる。」というような話を聞いたことがありませんか。ビジネス書とかそういった類のものに出てくる話ですね。



ある場面では有効なのかもしれませんが、僕はあまり賛成できません。ちょっと違うかなと思っています。



周りに宣言するとなると、人ってやっぱり見栄を張っちゃうと思うんですよ。その見栄が高いハードルを設定する元凶になるんじゃないかと思うんです。



これまで話したように、その高いハードルは継続を妨げてしまいます。ジャマしちゃうんです。



であればですよ、誰にも言わずに低いハードルを設定して継続したほうがいいじゃないですか。

誰かに宣言して約束することが目的じゃないですよね。筋トレを継続することが目的です。継続して理想の体を手に入れる。手に入れたことで得る何かが僕たちの目標のはずです。



人に言えないような低いハードルでもいいんです。最終的に自分の理想を手に入れればいいんですから。




最初のハードルを低くしておくと逆に楽しいですよ。自分の成長をものすごく実感できますから。
とにかくまずは始めることですね。






それでは、また。