
いきなりですが、加齢とともに失われるものってホント多いですよね。
なんでこんなことを言うかっていうと、僕が今まさに通説に感じているからなんです。
何に対してそう感じているかって言うと、
もう一か月以上前になると思うんですけど、膝を傷めたんです。
もっと詳しく言うと、右膝を痛めたんです。
どんなシチュエーションだったか説明しますね。
外でちょっと座ろうと思ってしゃがんだんです、
あの道路と歩道の間にある縁石あるじゃないですか、高さでいうと20cmもないようなあの縁石に座ろうと思ってしゃがんだんです。
そしたら右膝の内側が「バリッ!」って音がしたような感じがしたんです。
その時には痛みは感じなかったんですね、ただ僕は以前同じような感覚を味わったことがあるんで「これはヤバい!」って思ったんです。
過去に味わった同じような感覚というのが、高校生のときのラグビーの練習試合のときなんです。
ボールを持って相手チームの選手を跳ね飛ばそうと当たりに行ったんです。そのときに相手は大学生だったと思います、大学生と練習試合してたんです。
で、当たりに行って相手を吹っ飛ばすことができなかったんです、自分もタックルはされなかったんですけど。
そのプレイの跡でちょっと右膝に違和感は感じたんです。
ただ、違和感は感じたんですが、痛みもないし走れたので結局試合終了まで出続けたんです。その後も普通に家に帰ったんです。
ところが、翌朝目が覚めたら右膝がパンパンに晴れていて歩けないんです。焦って親父に近くの病院に連れてってもらいました。
そこそこの大きさの病院でしたが専門ではなかったんです、そこの病院は。
診察してもらったら膝が内出血していたようで、その血を抜いてギブスでガチガチに固められたんです。
で、その病院の先生から「もうラグビーはできないよ」と言われて、その日はそのまま帰されたんです。
ショックでしたね。
こんなあっけなく終わっちゃうんだ、って感じでした。
その後、ラグビー部の監督に話したら、「いい病院があるからそっちに行ってみろ」と別の病院を紹介されたんです。
その病院はスポーツ整形の専門医がいる病院だったんですけど。
その病院に行ったことで大きく変わったんです。
その専門医の先生がギブス姿の僕を見て「スポーツ選手がそんなギブスなんかつけちゃダメだよ、すぐ外そう、スポーツ選手は動かしながら治さなくちゃ」と言ってすぐにギブスを外したんです。
その後はどれくらいでしたかね、一か月近く病院に通ったと思うんですけど、無事完治しましたから。
その病院に行かなかったらと思うとゾッとしましたけど。
話を今に戻しますね。
右膝を痛めた感覚が高校のラグビーのケガと同じような感覚だったんで、「ああこれはやっちゃったかな」と思いました。
靭帯をやっていたら完治させようと思ったら手術しかないと思ったので、貼り薬を貼って後は動きに注意するしかないなと考えたわけです。
特に病院にも行かなかったんですね。
一度、別の部位(内臓系)の手術で入院したとき診てもらったら、「骨には異常ありません」という診断結果でした。
まあレントゲン検査しかしなかったのでそれしか分からないでしょうが、一応整形外科だったんですけどね。この程度のレベルなんだと。
結局その後も貼り薬を貼って普通に生活しながら治そうと思ったわけです。
日常生活にはそれほど支障が無かったんですね、たまにちょっと痛むくらいで。
長い時間座りっぱなしで、立ち上がった時に痛むことが多かったですね。
とにかく固まらないようにということを意識してたんです。
そのうち治るだろうと。
ところがですね、これがなかなか治らないんですよ。
加齢のせいなんだろうなとつくづく実感しました。
若い頃ならとっくに治ってただろうなと思います。
いや、そもそもこの考え方が良くないのかもしれませんが・・・
ということで、今回はあなたが同じような経験をしないためにも
「ケガと加齢の関係、その対策」
について解説していきたいと思います。
加齢によってケガの治りが遅くなる理由

加齢によってケガの治りが遅くなる主な理由をいくつか挙げます。
細胞の再生能力の低下
年齢とともに細胞分裂の速度が遅くなり、新しい組織を作る能力が衰えます。特に皮膚や筋肉などの修復に重要な幹細胞の機能が低下するため、損傷した組織の再生に時間がかかります。
血流の悪化
加齢により血管の柔軟性が失われ、血流が悪くなります。傷の治癒には酸素や栄養素、免疫細胞を患部に運ぶ良好な血流が不可欠ですが、これが阻害されることで治癒が遅れます。
免疫機能の低下
年齢とともに免疫システムの働きが弱くなります。感染を防ぎ、炎症反応を適切にコントロールする能力が低下するため、傷の治癒プロセスが効率的に進みません。
コラーゲン産生の減少
コラーゲンは傷の修復に重要なタンパク質ですが、加齢により産生量が減少し、質も低下します。これにより傷の強度回復が遅くなります。
ホルモンバランスの変化
成長ホルモンやその他の修復に関わるホルモンの分泌が減少し、組織の修復プロセスが阻害されます。
慢性疾患の影響
糖尿病、心血管疾患、関節炎などの慢性疾患を持つ高齢者が多く、これらの疾患が治癒プロセスをさらに遅らせる要因となります。
これらの要因が複合的に作用することで、高齢者のケガの治りが若い人と比べて著しく遅くなるのです。
加齢によるケガの治りの遅さに対する対策

加齢によるケガの治りの遅さに対する対策をご紹介します。
栄養面での対策
タンパク質を十分に摂取することが重要です。肉、魚、卵、豆類などでコラーゲンの材料となるアミノ酸を補給しましょう。ビタミンC(柑橘類、野菜)はコラーゲン合成を促進し、亜鉛(牡蠣、ナッツ類)は傷の治癒を助けます。ビタミンAやEも抗酸化作用で治癒をサポートします。
血流改善
適度な運動は血行を促進し、患部への栄養供給を改善します。ウォーキングや軽いストレッチから始めて、無理のない範囲で続けることが大切です。入浴や温湿布で患部を温めることも血流改善に効果的です。
十分な睡眠
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、組織の修復が活発に行われます。7-8時間の質の良い睡眠を心がけましょう。
ストレス管理
慢性的なストレスは免疫機能を低下させ、治癒を遅らせます。リラックスできる時間を作り、深呼吸や瞑想などでストレスを軽減しましょう。
感染予防
傷口を清潔に保ち、適切な処置を行うことで感染を防ぎます。必要に応じて抗菌剤入りの軟膏を使用し、包帯交換を定期的に行いましょう。
禁煙・節酒
喫煙は血流を悪化させ、過度の飲酒は免疫機能を低下させるため、控えることが重要です。
医師との連携
糖尿病などの基礎疾患がある場合は、その管理を徹底することが治癒促進につながります。治りが異常に遅い場合は医師に相談し、必要に応じて専門的な治療を受けましょう。
これらの対策を組み合わせることで、年齢による治癒の遅れをある程度改善できます。
まとめ
「いつまでも若いと思うな」なんてよく聞くセリフですが、体に関しては受け入れた方がいいシチュエーションが多いようです。
僕は年齢を意識し過ぎることはマイナスが多いと思っているので、基本的には「年齢なんてただの数字」っていう考え方なんです。
もちろんそれは体力的な面、精神的な面の両方でそう思っています。
ただですね、今回ケガに関しては加齢による治りの遅さを痛切に感じましたので、そういう面では過信は良くないですよ、ということをシェアしたかったわけです。
加齢による変化は素直に受け入れることが大事だと改めて感じました。
ただし、無意味に老化を意識するのは違うと思っています。
このへんの感じ方はバランスが大事ですね。
また別の機会で深掘りしていきたいと思います。
それでは、また。