先日、同年代の人と立ち話したときの話です。
他愛のない話をしていたんですね、で、「休日何してんの?」とか「ふだん何時に寝てんの?」なんて話をしていました。
やっぱりというか自然の流れなのか、「年取ったよなー」的な話になったんです。
「なんか最近夜寝てるときに足つるんだよなー」って言うんですね。
その人はけっこうアウトドア派の人なんです。ゴルフ好きですし、釣りも好きだし、あとバイクも好きなんですね。休日は外出していないと気が済まない、くらいの人なんです。
そんな人でも、そうなんです。「足つるよねー」なんて会話が普通に出てくるんですねー。
あとは、年取った話で定番中の定番と言ってもいい「何もないところでつまづく話」も当然出てきます。
「あれ、なんでだろうねー」なんて言うんですが、答えは明白で、「加齢」しかないですよね。加齢、もっと言えば「老化」ですね。
ですから、「もう老化してんですよ、僕ら」って言って、「やっぱ老化は足腰、下半身からきますねえー」って話で落ち着くんですね。
そうすると、だいたい「何か運動とかしてる」って話になって「筋トレしてますよ」って答えるんですね。
「ああそうだったね。やっぱり違う?」って聞かれるんです。僕はそういうときは必ず自信たっぷりに「全然違いますよ。筋トレ始めてから変わりましたよ。」と答えます。
で、こういうとき僕はひそかに期待するんです。
「そうかあ、おれも筋トレやってみようかな。」っていうセリフが出てくることを。
現実はなかなか期待通りにいかないもんです。めったにというか、ほとんどこのセリフは聞けないんですね。
「筋トレ」というワードがハードルを上げているんでしょうか。なかなかに食いつきが悪いですね。
で、考えたんですけど「筋トレ」じゃなくて「運動」と言いかえれば、まだ食いつきが良くなるんじゃないかと思ったわけです。
ということで、今回は「筋トレ」じゃなくて「運動」、それも50代向けの「運動」について話していきたいと思います。
(と言っても、言葉を変えただけで「筋トレ」なんですけどね)
こんにちは、50歳からの筋トレパーソナルトレーナー
よういちろう
です。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
ということで、今回のテーマは「50代筋トレ初心者がやるべき運動」です。
冒頭でお話ししたように、僕らの年代になると(50代)だいたいこんな話をしているわけですよ。
だいたいが昔に比べてああだこうだって話ですよ。
最近朝めっちゃ早く目が覚めるとか、夜中に何度もトイレで目が覚めるとか、10時過ぎたらもう眠くなるとか、(実際10時くらいには寝てる人も多いんですが)年取った話のド定番ですね。
このへんの話の対策を筋トレでとか、運動でっていうのは、なかなかに難しいものがあります。
ただし、冒頭で出たような足がつるとか、何もないところでつまづくとかには、こういう筋トレが効果があるよ、っていう話はできます。
50代に効果がある運動
前述したように、「50代あるある」話に効果がある筋トレ(運動)ならアドバイスできるので、ご紹介していきたいと思います。
これまで会社とかで、散々この手の世間話をしてきましたが、出てくるのは下半身に関する話がほとんんどです。
上半身に関する話はほとんど出てこないですね。
首がどうとか、握力が落ちたとかは一切聞かないんですよね。50肩の話がたまーに出てくるくらいでしょうか。
統計を取った訳ではないので、あくまで個人的な感覚なんですが、老化現象が普段の生活に支障をきたすのは主に下半身が多いのかなという印象です。
現代は意識して歩こうと思わなければ、歩く機会も少なくなってしまいます。そんな状況ですから、下半身はどんどん衰えていってしまうんでしょうね。
ということは、やっぱり僕らに必要なのは下半身をターゲットにした運動なんでしょう。
とは言っても、下半身のあるパーツだけを狙った運動ではなく、下半身全体、もっと言えば体幹強化まで考えた運動が理想的でしょう。
やっぱり下半身
いろいろと考えていくと、やっぱり僕ら50代がやるべき運動というのは下半身の運動からということになりそうです。
しかも、できるだけ日常の生活に取り入れられるものがいいでしょう。
日常、普段の生活で欠かせない動きと言えば、「歩く」ですね。
「歩く」については、過去の記事で詳しく書いていますので、ご参照ください。
歩くもそうですが、下半身の中でも脚の運動が重要になってきます。大腿四頭筋、太もももそうですし、ふくらはぎもそうです。
今回はかんたんな運動ということですから、「ふくらはぎ」の運動について紹介します。
「ふくらはぎ」について詳しく知りたいという方は、こちらの過去記事で「ふくらはぎ」について詳しくお話ししてます。
かんたんな運動レベルでいうと、まずはこのへんから取り組んでいくのがいいでしょう。
かんたんな運動
かんたんにできる運動ということで、下記を紹介したいと思います。
1.歩く
これはもう単純に「歩く」です。普段の生活、今の生活より歩く距離を増やすことです。
よく最寄り駅よち一駅前で降りて歩くとか言いますが、そんな感じで歩く距離を増やしていくことです。
歩くフォームとかはまずは置いといて、歩く距離、歩く時間を増やしましょう。
2.かかと上げ(スタンディングカーフレイズ)
これもかんたんですから、どこでもいつでもできる運動としてぜひ取り入れてほしいですね。
電車の中でも、会社でも家でもできます。
3.体幹トレーニング
あとは体幹の運動も取り入れてほしいですね。
体幹トレーニングでかんたんで取り入れやすいのが
「プランク」です。この運動も初心者向けですからぜひ試してみてください。
こちらの過去記事に詳しく書いていますので、ご参照ください。
まとめ
今回は50代向けに、筋トレ未経験者でもかんたんに始められる運動をご紹介しました。
いきなり筋トレからというのはハードルが高いと思っている人も多いようですので、まずは取り入れやすい運動から入るのもいい方法でしょう。
今回紹介したのは下半身中心の運動メニューですが、上半身、胸とか腕とか向けのかんたんな運動メニューも別の機会で紹介していきますね。
まずはやってみるということが大事ですから、とにかくハードルを下げて参入しやすくすることを考えていきたいと思います。
そこから、筋トレに進んでいってもらえれば僕も嬉しいですから。
それでは、また。