こんにちは、50歳からの筋トレサポーターよういちろうです。
今回も読んでいただきありがとうございます。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
今回は「定年」について書いていきます。
僕たち会社員、サラリーマンにとって「定年」という言葉を身近に感じるようになるのが50代という年齢です。
定年をポジティブに捉えられる人は果たしてどれくらいいるでしょう。
どちらかというとネガティブに捉えている人のほうが多いんじゃないでしょうか。
しかも、ネガティブ程度ならまだましな方で、不安や悩みレベルの問題として考えている人もかなりの数いるんではないでしょうか。
「定年」という言葉から、僕たちは何を思い、考えているのかを考察することで、ネガティブなものからポジティブに変えていければと思います。
1.定年後の不安要因
定年と言っても企業によって定年の年齢が違います。
公益財団法人生命保険文化センターの平成29年の調査では、60歳定年が79.3%、65歳定年が16.4%となっています。
徐々に定年年齢が60歳から65歳へと移行しているのがうかがえます。
60歳定年の会社だと、50代の僕たちからするともうすぐそこまで来ている感じがしちゃいますよね。
急にリアルに定年を感じる、考えるようになる頃ですね。
正直言ってリアルに感じてはいても、ピンとこないという人も意外と多いかもしれませんね。
リアルに感じている人ほどネガティブな印象を持ちがちなんじゃないでしょうか。
長年勤めた会社を辞める。
(今の50代だと転職組だとしてもそこそこ長い年数勤めて定年を迎える人の方が多いでしょう。)
会社を辞めるということはどういうことか。
慣れ親しんだ環境が無くなる。つまり「居場所」が無くなるということではないでしょうか。
「居場所」とは、人が世間、社会の中で落ち着くべき場所。安心していられる場所。と解説されています。
出典 精選版日本国語大辞典
居場所が無くなるということは、かなり大きな問題と言えるわけです。
ある意味、不安に感じてもしょうがないというのは理解できますね。
ただですね、ここでポジティブに解釈すると、居場所というものは個人個人で作るものだと思う訳です。
会社のことを居場所だなんて思っていない人だって一定数いるはずです。
僕もその一定数の一人です。
居場所なんていくらでも新しく作ればいいんだ、と思えていれば、会社という居場所が無くなるくらいどうってことないと思いませんか?
とはいうものの、やっぱり不安に思ったり、悩みのレベルまでいってる人もいる訳です。
居場所なんていくらでも作ればいいと思えるポジティブな人はいいとして、ネガティブに捉えてしまっている人にフォーカスして話を進めていきたいと思います。
2.変化への恐れ
定年に対して不安を抱いてしまう人は、おそらく変化に対して恐れを抱いているんだと思います。
「変化」への恐れですね。
これは人間誰しも持っている感情です。
人間がまだ狩りをして食料を得ていた時代、群れから一人離れて暮らすなんて危険過ぎる行為だった時代ですね。
群れの中で、男たちは狩りに行き、女、子供は男が狩ってくる獲物、食料を待っている訳です。
基本的に毎日この繰り返しです。
この毎日の繰り返しから飛び出した者がいたとします。
どうなるか?
すぐに死んじゃいます。
群れから離れて一人で生きていくなんてできない時代です。
一人で獲物は狩れませんし、危険な動物たちから常に狙われているわけです。
いっときも緊張の糸を緩めるわけにはいきません。
しかし、いくら緊張しっぱなしで警戒を怠らなかったとしても人間一人なんて無力ですから、すぐに狙われてやられてしまいます。
この時代の記憶が遺伝子レベルで残ってるんですね、
「群れ(社会)から離れると危険だぞ、決して一人になっちゃいけないぞ」と本能レベルで刷り込まれているんです、僕たちは。
ですから、会社という群れから離れることを不安に感じるのは当たり前なんです。
できるだけ昨日と同じ生活、今日も明日もずっと同じ生活を続ける。これが一番安全だったんです。
つまり、変化は危険だぞと遺伝子レベルに刷り込まれているので、変化に対して不安に思ってしまうわけです。この現代においてもです。
これから定年を迎えると、生活の変化、自分(肩書)の変化、つきあう人の変化、人、場所など多くのものが変化します。
この変化を恐れる訳ですが、なぜ怖いかを理解すれば現代においては恐れるに足らずということが理解できるはずです。
現代においては、変化は決して怖いものでは無い、むしろ楽しいことだと言えると思うわけです。
3.変化を楽しもう
変化は恐れるものではなく、楽しむものだ。
とは言うものの、楽しむためにはどうしたらいいの?と聞きたくなりますよね。
答えを先に言っちゃいます。
答えは「チャレンジ」です。
変化ということは、古いものが消えて、新しいものが現れるわけですね。
その新しいものに自分から飛び込んでいくんです。
新しい環境へのチャレンジ、新しい出会いへのチャレンジ、というように何事もチャレンジとして捉えるわけです。
余談ですが、僕は新しい環境に飛び込むのが好きでした。
僕は学生時代ラグビーをやっていたんです。
いわゆる体育会系です。上下関係が厳しいイメージがありますが、卒業して社会人になると実はそうでもないんです。
(もちろん中には一生会いたくないという先輩もいましたが・・・。)
ま、社会人らしからぬ挨拶をして浮くことはありましたけど。
で、大学を卒業して社会人でもラグビーを続けたいと思えば、先輩が行っている会社に行く奴がほとんどだったわけです。
ツテというか、コネというか。
ただ僕の場合は、どうせ社会人になるんだったら学生時代の知り合いが誰もいない会社に行きたいと思っていたんです。
まあ運が良かったっていうのもありますが、希望通りに僕の大学の先輩が誰もいない会社に入りました。
そのときは楽しかったですよ。
誰も知っている人がいない、言ってみれば未知の領域です。
しかも大学時代はほぼラグビーと酒しか知らないような学生でしたから、それはもう新鮮で新鮮で楽しかったんですよ。
ということで、話を戻しますが。
「新鮮」っていいと思いませんか。
「チャレンジ」だと仰々しいかもしれませんが、新鮮さを楽しむという気持ちだったら楽だと思いませんか。
変化、新しい環境を経験できるなんて素晴らしいじゃないですか。
しばらくそういう経験をしていなかったと思いますので、その新鮮な環境を思いっきり楽しんじゃえばいいと思いますよ。
失敗したって、何したって知らない人だらけなんだから気にしなくていいんです。
失敗を恐れず、結果も気にしない、そのくらいの気持ちを持っていれば十分変化を楽しめますよ。
4.コミュニティへ入ろう
とうことで変化を楽しもうという話をしてきた訳ですが、具体的に何をすればいいのという話をします。
それは、「コミュニティに入ろう」です。
せっかく変化があって新しい環境で生きていくことになったんですから、会社というコミュニティから別のコミュニティに入り直せばいいんです。
新しいコミュニティはなんでもいいです。
別に仕事関係じゃなくてもいいし、趣味のコミュニティでも、地域のコミュニティでもなんでもあります。
趣味だったら、ゴルフでも釣りでも将棋でも、アイドルの追っかけのコミュニティだっていいかもしれません。
定年後に家でゴロゴロしていると奥さんに邪魔者扱いされちゃいますしね。
できるだけ外に出て、新しい環境で、新しい仲間と楽しむようにしたらいいと思いますよ。
僕としては「筋トレ」のコミュニティなんかいいと思うんですけど。
よければどうですか?
とにかくですね、会社というコミュニティを卒業して、次の新しいコミュニティに入るという気持ちでワクワクすればいいと思うんです。
なんでもいいんで新しい場所で、自分の居心地のいい場所を見つけることです。
自分の居場所を見つけるわけです。
5.まとめ
ここまで定年後の生き方について話してきました。
定年後、つまり老後といってもいいわけですが、いろいろな問題もあるかと思います。
金銭的な問題もあるかと思いますし、親の介護の問題もあるかもしれません。
人生長いですから、生きていくうちはいろいろな問題を抱えていくものです。
50代には50代の問題、60代には60代の問題があるのは当然です。
しかし、その問題から逃げる訳にはいきません、しかと受け止めていかなければなりません。
かと言ってネガティブになる必要なんて全くありません。
僕らはその時々の人生を大いに楽しもうではありませんか。
会社を辞めたから人生が終わるわけでもなんでもありません。
自分は自分です。
会社より居心地がいい場所、楽しい場所を見つければいいだけです。
昔、中学の仲間が一番だと思っていたけど、高校に入ったら一番の親友に出会えたとか。
大学のときの彼女が最高だと思っていたけど、社会人になって知り合った今の奥さんが最高の中の最高ってことありますよね。
定年を退職ではなく転職だと捉えればいいじゃないでしょうか。
退職と思うから終わりのイメージを持ってしまう、転職だったら終わりではなくてまだ続くと思えるじゃないですか。
新しい環境への転職です、僕らはまだまだ楽しく生きていきましょう。
僕が筋トレのコミュニティ作ったら、ぜひ入ってくださいね。
お待ちしています。
それではまた。