筋トレで50代の健康的な理想の体をつくる Healthy Body & Wealthy Life

~筋トレパーソナルトレーナーが50代の不安・悩みを解決!~

意識することが大切


こんにちは、50歳からの筋トレサポーターよういちろうです。



今回も読んでいただきありがとうございます。


このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。


あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。



今回のお話しは「意識することが大切」です。





筋トレをすでに始めている人も、これから始める人にも実践してほしい内容です。



1.意識するとは


意識すると聞くとメンタルやマインドの話と思われるかもしれませんね。


今回お伝えしたいのはトレーニングについての実践的な内容になります。


とはいうものの、理解を深めて応用できるレベルになれば、いろんな局面で効果があると思います。



まずは筋トレでの「意識する」です。


絶対と言っていいと思いますが、筋トレや運動を日々やっている人であれば、その日のメニューって決まっていますよね。


筋トレであれば、腕立て伏せx10回を3セット、腹筋x10回を3セット、スクワットx20回を3セットというように決まっていると思います。


日々同じメニューをこなしている訳ですが、毎回同じコンディションでは無いですよね。


調子がいいときもあれば悪い時もある。


調子がいいときなんかは、もっとできるなとか、いつもより深く曲げてみるかとか考える余裕がある訳です。


一方で調子が悪いときも当然あります。


そんなときは「ああ、今日は気分が乗らない、やりやくねえなあ・・」とか思っちゃいますよね。


それでもずっと続けられている人はやるわけです。


なんだかんだ言いながらも。


ただ、そんなときは気分が乗っていないから体が重く感じたりして、いつもよりしんどいんですね。


そうなると、どんな心理状態になるかと言えば「しんどいから早く終わらせよう」になるわけです。


頭の中は「早く早く」の状態です。


いつもより動作が早くなり、曲げる角度も浅くなります。


正しいフォームじゃ無くなってくるんです。


「このトレーニングは大胸筋を鍛えているんだ」って意識はどっか行っちゃってるんです。



そんな状態でトレーニングしても効果は期待できないと思いませんか。



2.意識して筋トレするとどうなる


「早く終わらせたい」と上の空で筋トレするのと、「この筋肉を鍛えるんだ」って集中してやるのとで同じ成果が出るとは思えませんよね。



そうなんです。


実際にそういった研究がされていてその研究結果も発表されています。


細かい部分は違うかもしれませんが、2人の被験者に胸を鍛える同じトレーニングをしてもらう実験です。


被験者Aには胸を意識してトレーニングするよう指示をして、被験者Bには特に何も支持せずにトレーニングしてもらうというものです。


同じ回数を同じ頻度で同じ期間やってもらった結果、どうなったか。



意識したほうの被験者Aのほうが明らかに筋肥大していたという結果だったそうです。



この研究結果からも分かる通り、僕たちレベルでも意識して筋トレやることは非常に意味があると思います。


意識しないでやっつけ仕事的にトレーニングするのはもったいないです。


それにもう一つ弊害があると思うのは、早く終わらせようとするあまりフォームが崩れてしまうことです。


こういうことを繰り返してしまうと、変なフォームが癖になってしまって、普段のトレーニングであっても成果が出にくくなってしまいます。



こうなると悪循環で、成果が出にくい悪いフォームでトレーニングするもんだから、よけいにやる気が出ないことが多くなる。


そうすると、変なフォームでやることが多くなり成果が出にくくなるわけです。



筋トレは単純な動作のくり返しですから、動き自体に個人差はそんなに出ないですよね。


ただ、意識が違うだけで成果が変わってしまうという奥深さがある訳です。



3.スコトーマ 意識しないと見えないもの





ここまで筋トレにおいての意識の大切さを書いてきたわけですが、「意識する」ということは普段の生活の中でも重要な位置を占めるんです。


せっかくですから、そのへんについても考察してみましょう。



「スコトーマ」とは、心理的な盲点のことです。


これは気にならないとかそういうレベルではなく、見えない、見えていないんですね。


例えば、奥さんが妊娠した旦那さんが、急に街中にベビーカーが多いことに気がつくようになるんです。





普通の男の人でベビーカー興味を持っている人なんてまずいませんから、それまではまったく見えていなかったわけです。


それが奥さんの妊娠を機に、生まれてくる赤ちゃん、その赤ちゃんをベビーカーに乗せて奥さんと3人で一緒に歩くことを想像したに違いありません。






興味のないことは見えなくなる、これがスコトーマの原理です。



それでは、このスコトーマの原理を日常生活にどう生かしていくのかを考えてみましょう。



4.意識すると世界が変わる





興味がないものは見えなくなる、これがスコトーマの原理でしたよね。


ということは逆に言うと、興味のあるものしか見えてこないということです。



であれば、僕たちは嫌なことは見ないようにできるんです。


例えば、朝起きて「今日は良い日になるぞ」と思えば、良いことしか見えなくなる。





悪いことは見えなくなる、もっと言えば悪くなるような判断、行動をしないように無意識が働いてくれるようになるわけです。



これはぜひ有効に使いたいものですよね。


一応言っておきますが、決して怪しげなスピリチュアルやオカルトの話ではありません。


れっきとした脳科学認知科学の話です。



スコトーマは見るものだけでなく、五感ずべてにいえるものです。


見えるもの、聞こえるもの、気づくものが変わってくれば、人生そのものが変わると言えると思います。



5.まとめ


筋トレでの意識することの重要さについて説明しました。


意識することで結果におおきな違いが出ることが分かっています。



また、筋トレに限らず、普段の生活においても意識することがとても大きな意味を持つことも理解しました。


それこそ人生が変わるくらいのレベルでです。



僕たちは誰でも幸せになりたいという気持ちを持っています。


筋トレを通じて「意識する」を意識する訓練をしていけば人生も変わるかもしれません。


まずは筋トレから始めていきましょう。




それではまた。