こんにちは、50歳からの筋トレサポーターよういちろうです。
今回も読んでいただきありがとうございます。
このブログでは50代の男性のための筋トレ方法、メリット、素晴らしさなどをお伝えします。
あなたの人生がより楽しく、より幸せになるきっかけになれば幸いです。
今回のお話しは「他人と比較するな」です。
筋トレとは直接関係無いように思えるテーマですが、実は深いところで密接に関係していますのでぜひ読んでみてください。
僕たちはつい他人と比較してしまいます。
どんなときでも誰とでもです。僕たちはそういう生き物なんです。
ただし、他人と比べることで得られるものはありません。
他人との比較はネガティブな結果しか生みません。
だったら排除したほうがいいですよね。
「他人と比較する」について考察し、その悩み、苦しみを無くす方法を考えていきたいと思います。
1.なぜ他人と比較するのか
あなたも自分と他人を比べてみたことがあると思います。
もちろん僕もあります。
そうなんです、あなたと僕だけじゃありません、みんなそうなんです。
僕たちは他人と比較してしまう生き物なんです。
ただ、他人と比較してしまうことは大変危険なものです。
なぜなら、他人と自分を比較し続けると不幸になってしまうからです。
自分よりも優れている人はこの世の中には絶対にいるんですね。
例えば、50代の僕たちがジムに行って、20代の若者と比べたら負けることだらけじゃないですか。
肌の張り、筋肉の成長スピード、若々しさトータルでほぼ100%負けていますよね。
もっと言えば、同年代同士でも10年も前から筋トレをやっている人の身体と1週間前から始めた自分の身体を比較しても意味が無くないですか。
「ちくしょう、あの人は同年代なのになんであんなにいい身体で若々しいんだ。俺なんかこんなにダルダルでオヤジ体型なのに・・・」
なんて悔しがることに意味があると思いますか?
同年代でもスタート時期が違えば成果が違うのは当たり前ですよね。
なぜ他人と比較するのかを説明するのに、こ
のジムのたとえ話が非常に分かりやすいんですよ。
ジムという場所、ここに来る人の目的はだいたい同じじゃないですか。
筋肉を付けたい、ダイエットしたい、体力をつけたいなど、要はかっこいい身体がカーストが高い訳です。
ジムの中でいくら勉強自慢をしたところで、無駄なぜい肉なんてこれっぽっちもない、シャープな筋肉の若々しい人には勝てないんです。
なぜなら、ジムに来る人たちの価値基準が同じだからです。
そして、同じ価値基準の人は同じ行動を取るわけです。
ジムの中では全員身体を動かしていますよね。
同じ行動を取る者同士は競争、比較をしてしまう訳ですね。
同じ価値基準だから。
そして、他人と比較して自分が劣っていることを認識して悩み苦しんでしまう訳です。
つまり、他人と比較するのは同じ価値基準の人達が同じ行動をするからなんです。
2.他人と比較することのデメリット
前項でも言いましたが、人と比較することで自分が劣っていると思えば落胆して苦しい思いをします。
その苦しい思いがあきらめにつながり、動きを止めてしまうわけです。
そうです、せっかく始めたことの継続が出来なくなってしまうんです。
僕が自宅トレを推奨するのには、この他人と比較してしまう環境こそが問題だと思ったのも大きな理由の一つです。
ジムなどで大勢の中でトレーニングする環境は、つい周りの人と自分を比べてしまうものです。
その結果、自分は劣っていると落ち込んだりする訳です。
そうしてトレーニングを続ける気力が無くなってしまい止めていっちゃうんですね。
だったら、人と比較しない環境、もっと言えば人と比較できない環境が一番じゃないか、そう思ったわけです。
どうするか、そうです。一人になれる環境です。
一番手っ取り早くて、間違いないのが自分の家、自分の部屋ですよね。
そこで一人で筋トレするのであれば人と比べることは無い訳です。
自分のトレーニングに集中出来るわけです。
人と比較することで自分は劣っている、自分はダメだと無駄に落ち込むことがある一方、自分のほうが優れていると思う人も中にはいるでしょう。
こういう場合はどうなのか。
優越感に浸れて良い結果につながるんじゃないかとも思えますが、長い目で見るとこの場合もメリットは無いんです。
自分は他人より優れていると優越感に浸ったとします、そうするとその時点で満足して止まっちゃんですね。
自分は優れているから十分だ、と。
本来の目標、理想の姿はまだ先にあるはずなのに、そこで止まってしまう。
そういう弊害があるんですね。
ということは、結局他人と比較することは優れていると思おうが、劣っていると思おうがメリットは無いわけです。
デメリットしかないということです。
そのことを理解したうえで考えないといけないわけです。
3.自分の立ち位置を理解する
他人と比較することはデメリットしかない、不幸になるだけだ、ということを書いてきたわけですが、じゃあどうしたらいいのかを考えなくてはいけないわけです。
結論から言いますと「自分だけの価値基準を持つこと」です。
自分だけの価値基準、言い換えると「価値観」ですね。
周りと同じ価値観で生きるということは、同じ行動になるので、つい比較してしまう訳です。
一方、自分の価値観に従って生きていけば、人とは違う行動を取ることになります。
違う行動を取っていれば比較のしようがないわけです。
このように自分の価値観に従って行動すると周りと比較することが無く、自分の立ち位置も見えてくるわけですね。
例えば、筋トレを始めて「こうなりたい」という理想の体型があるとします。
その理想の身体と比べて現在のはどうなのか。また、過去からどのくらい成長したのか。
理想の身体になるために何をしていけばいいのか、過去から現在までやってきたことで改善すべきことは無いのか。
というように、過去、未来から現在の自分がやるべきことが見えてくるわけです。
周りがどうであろうと、それによって自分が変わるわけじゃない、自分のやるべきことがはっきり見えるわけです。
それが、自分の価値観でこうどうするということです。
4.比較するのは過去の自分と未来の自分
前項で書いたとおり、過去の自分、現在の自分、未来の自分を比較することにこそ大きなメリットがあるんです。
他人と比べるのはデメリットしかない、比べるのは過去の自分か未来の自分なんです。
過去の自分と現在の自分を比較して分かること、それは成長を実感できることです。
成長を実感できるとどんな気持ちになりますか。
単純に嬉しくなりませんか。
嬉しくなると、幸せに感じてやる気もアップしてパフォーマンスも上がります。
するとどうなるか?成果が上がりますよね。
そうなると、更に幸福度が上がります。
そうして好循環に入っていくわけです。
一方で、未来の自分と現在の自分を比較して分かること、それは「今自分が何をすべきかが分かる」ということです。
今すべきことが明確になるわけですから、後はやるべきことをこなしていくだけです。
コツコツ確実にこなしていく、そうすると確実に進んでいくんですね、成長していくんです。
成長していることを実感できるとどうなるか?
幸福度が上がります。
どんなに小さな一歩でも確実に成長することはとても大きなことです。
コツコツ確実にというと「しっかり計画を立ててやろう」という人もいるかと思います。
ここで注意が必要なのが、人は計画を立てるだけで満足してしまうということです。
計画を立てることはいいんですが、それだけで終わらないように十分注意が必要です。
5.まとめ
ここまで書いてきたことをまとめますと、
①他人と比較することはデメリットしかない
②自分の価値観で行動する
③比較するのは過去の自分と未来(理想)の自分
更に言うと重要ポイントはやっぱり行動することです。
行動して成長する、成果を上げることによって幸福度が上がっていくわけです。
僕たちの最終目標は幸せになることです。
いろんな目標があっても行き着くところは、幸せになることですから。
僕たち50代でも、60代でもこれからいくらでも行動はできます。
筋トレだってもちろんできます。
全然遅くなんてありません。
行動して成果を上げて幸せになりましょう。
それではまた。